ママ！ の商品レビュー

マリオ・ラモ(著者)

2024/07/20

数字の絵本。
様々な動物が登場する。
各ページで異なる動物が登場し、数が増えていく。

【ママ評価】★★★★
ストーリーというほどの内容はないけれど、海外の作家さんらしいオチ(ジョーク)が面白い。
大人が読むと「海外っぽいな〜」とジョークがわかるけれど、日本の子どもは読んでもジョークが伝わらなくて面白さがわからなそう。
でもきっと海外の子ども(その国の子ども)が読んだらクスッと笑えるんだろうな。
そういうところでも文化の違いって面白い。
いかにも海外の絵本らしい動物の絵が見ていて楽しいし、とてもシンプルな絵本なので英語が全然わからなくても内容がわかりやすい。

【息子評価】★★★★
「カバさんは何匹いる？」と聞いても「…ちゃいろー！」と答えていた。
数字は言えるけど、まだ「何匹」がわからない息子。
「何匹？」を続けていると、3匹のページで「さん！」とちゃんと答えられた。
1〜2匹で何を聞いているか理解できたみたいなので、繰り返せばすぐ覚えられるのかと成長を感じた。
明るくハッキリした色合いで目をひいていたみたいだし、動物を数えるのが楽しそうだった。
難易度の高いページもあって、シンプルな絵本の割には結構楽しめた。
2歳9ヶ月

2013/02/08

男の子が家じゅうのドアを開けてママを探しています。
「ママ!」
ドアの先には、いろんな動物たちが、一頭、２頭・・・
男の子がママを探している理由とは？

セリフは「ママ！」のみ。
明るい絵と躍動的な動物たちが楽しい、小さい子向けの絵本です。
動物が好きな子に。数を数え始めた子に。そして、ママがだ～いすきな子に。
次男（３歳）は、「ママ！」を一緒に言ってくれます。優しく言ってみたり、どなってみたり、泣きマネして言ってみたり、一言だけどとっても楽しんでいます。
長男(５歳）には、「～ぴき」「～ひき」「～とう（頭）」「～わ（羽）」など、単位を覚えるよい機会になりました。
とーたんは、「トイレのライオンが自分みたい。終わったら呼ぶからあっち行ってて、って次男に言われてるシチュエーションが一緒やわ」と言ってました。トイレでトイレットペーパーを持って、終わるのを待っているおとうさんライオン。確かによく見る光景です(--;)。
最後には、ちゃ～んとオチもありますよ。
フリは最初のページにあるのですが、私は気付かなかったです(^^)。

2009/10/04

ほとんど絵だけで単純なのだが、たくさんの動物と賑やかで華やかな絵、そして最後のオチが楽しい。数の勉強も出来たりと奥の深い絵本。