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ありえない家 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2015/05/07

 都心に家を持つ、という視点を持てるかも、と思える本、と思って読んでみたがちょっと違ったかも。正攻法でそれなりの資産がある人を対象に3例を丁寧に解説していた。先に読んだモバイルハウスと全然違う世界。なかなかに自分の城?を持つということはパワーがいるものだ。

Posted byブクログ

2011/10/10

建築系の読みものとしては、かなり面白かった。特に1話目のナチュラルエリップスを建設する話は、クライアントが土地を購入するところから建設するまでを詳細に取材してある。竣工までに様々な問題が発生するが、クライアント、建築家、施工者が協力してうまく乗り切っていく様子がおもしろい。3者と...

建築系の読みものとしては、かなり面白かった。特に1話目のナチュラルエリップスを建設する話は、クライアントが土地を購入するところから建設するまでを詳細に取材してある。竣工までに様々な問題が発生するが、クライアント、建築家、施工者が協力してうまく乗り切っていく様子がおもしろい。3者ともいい建物を建てたいという思いが伝わってきた。狭小住宅はクライアントと建築家と施工者の3者がうまくかみ合わないとうまくいかない。クライアントもうまく住みこなす必要がある。また、車は持たない、食事は外食にするなど、割り切った考え方でないとスペース的に無理。また、建築家もこれまでの常識的な設計では、部屋をうまくレイアウトできない。階段を部屋の中央に配置する、トイレの壁を透明にするなど。常識的な人は狭小住宅には向かないし建てようとも思わないのだと思う。そういったことで、筆者は非常識という言葉をつかっていると思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

都心に家を持つとなるとどうしてもいわゆる狭小住宅になりがちである。だけど狭小住宅は設計の面からも金銭的な面からも作るエネルギーという面からも非常に難しい。三つの事例において、かなりつっこんだところまで書かれているノンフィクション。

Posted byブクログ