淑女は踊る の商品レビュー

ジュリア・ジャスティス(著者),永幡みちこ(訳者)

2009/10/04

男爵である父が亡くなり、新男爵となった従兄は横暴で誰が見ても嫌な奴。グエノアを明日には父親ほども年の離れた嫌な男と結婚させと事故で知的障害を負った義弟パリーは屋敷の一室の閉じこめるという。自分だけならまだしもパリーへの仕打ちを思うとたまらずに脱出の計画を練るグエノア。ジプシー女に扮して義母の伯母が住むハロゲートへ逃げ込むことにした。計画はあっさりうまくいった。ある男性と出会うまでは。その男性に情熱的なキスをされるまでは。伯母の家についてもその男のことが頭から離れなくなってしまったのだ・・・。
　もう、色々な展開にドキドキワクワクしながら読み進んでいったのですが、最後の最後がちょっとね。あそこまでワクワクさせたんだから、最後もドドーンともっと押して欲しかったな。