異界からのサイン の商品レビュー

松谷みよ子(著者)

2018/02/14

民俗と怪談（現代版）の違いって何？！と考えちゃった一冊。著者様で変わるのかな。いや、現代版百物語や本コワ系の本と置き場の違う図書館の棚で見つけたのでつい。著者様は好きなのですが。

2016/12/24

松谷さんが、人から聞いた不思議な話たち。自分に起こったら怖いだろうという話も、聞いたままに語られているので、淡々と読める。これを読んでいると、あの世とこの世は、意外に近いのだなと思う。私も、一度くらいは、こういう不思議な出来事に出くわすだろうか・・・。

2016/07/17

自衛隊の怖い話がいくつか載ってた！　やっぱ富士山てアレな場所なんだなー。

松谷みよ子のこの類の本は、怖い話なんだけどあくまで「現代の民話」として蒐集された話なので、必要以上に脚色されていないというか、怖がらせる演出とかされてないので、夜ひとりで家にいるときに読んでもギリ大丈夫です。

2014/09/27

聞いたことがあるような話でも
実話だと思うと印象が違った。
ただ淡々と語られているが、
引き込まれる。

2014/07/16

怖いけど、猫の話なんかは可愛くていいなあ。
死んだ人が出てくる話は母を思って泣いた。

南の島から砂を持ち帰ろうとしたら
夜小さな兵隊さんたちが出てきた話は泣いた。
切ないなあ…

2009/10/07

優れた童話作家である著者の、民話の語り部としての側面が出ている1冊。死という異界と不思議につながっているいろいろな話がまとめられている。
民俗学というのとも少し違うんだろうけれど、地方ごとのつながり方がとてもおもしろい。
ペットの話などは、「ああそういうことある！」と思えるものも。

2009/10/04

　松谷みよ子が日本各地で調べた不思議な話をまとめた本です
　温泉に湯治に行って、飼い主に料金を請求する飼い猫についての可愛いお話から、第二次世界大戦で亡くなった人たちの幽霊の怖いお話まで、幅広く書かれています
　情報化社会で情報も画一化されている現代社会ですが、ネットに載っているもの、目に見えるもの以外にも私達の知らない世界がたくさんあるのだと思わされました

2009/10/07

すごく、怖かった。怖すぎて読み出したら止められなくなった。私の中で松谷さん＝モモちゃんシリーズだったから、もう色々なモノを覆された…。新耳袋なんて比じゃない。土着の怖さがここにある。