世にも珍妙な物語集 の商品レビュー

清水義範(著者)

お年寄りがハンバーガ…

[文庫ＯＦＦ]

お年寄りがハンバーガーショップやファミレス、ピザの配達の仕事をしている・・・。高齢化社会になったらこういうことがおこるのかな

短編集。おすすめは「…

[文庫ＯＦＦ]

短編集。おすすめは「算数の呪い」あるあると思うことばかりです。

この本には、思わず笑…

[文庫ＯＦＦ]

この本には、思わず笑みがこぼれる俳句から、少し極端な心理テストまで、面白いことがいろいろと詰め込まれています

2016/10/24

シミズ先生の新作ユーモア短編集（といっても１５年以上前の刊行だけど）を読むのは久々( ´ ▽ ` )ﾉ
……ながら、最盛期の作品群と比べると……ねえ(´ｪ`)ﾝ-…。
思いつきの域を出ないもの（ゲームの中の世界なんて、いくら何でも……）ばかりで、笑いも少ない(´ｪ`)ﾝ-…。
旅行雑記とか、別に小説形式にせずとも……(´ｪ`)ﾝ-…。
こういうのが多くなったから新刊読まなくなっちゃったんだな、ということを思い出した……(´ｪ`)ﾝ-…。

でもまあ、最後の「算数の呪い」（国語問題必勝法の続編！）だけは昔日のレベルを保っていて、面白かった( ´ ▽ ` )ﾉ。

本書がイマイチだった人は、例えばその「国語問題必勝法」だの「河馬の夢」だの「ジジババ列伝」だの「世界/日本文学全集」だの、絶頂期の短編集をぜひ読んでほしいな( ´ ▽ ` )ﾉ。
文章がやさしいし、ほとんどが５章立てでメリハリハッキリ、読みやすいよ( ´ ▽ ` )ﾉ。

星三つしか付けずにこんなこと言うのも何だけど、１０年でブクログレビュー５本きりというのは、昔日のファンとしてほんとに悲しい……(T_T)。
約３年に１レビューのペースだから、次の方の執筆は２０１９年ごろか？……(´ｪ`)ﾝ-…。

2016/10/24

2010/05/14

　日本の四季をテレビＣＭで感じる『ＣＭ歳時記』　さまざまなプロファイルを行いその人にあった小説を探し出してしまうという新ビジネス『ノヴェル・フィッター』　よく考えるとだいぶおかしい算数に突っ込む『算数の呪い』　などを含むユーモア短編13作。
　清水義範はパスティーシュ作家として名の通った人ですが、ご本人もあとがきで書いているように、何気ない生活の一幕をひょいと差し出すようなユーモア小説に才気あふれるものがあります。その視点はちょっとひねくれた見方でもあり、ある面では非常に落語に似たところがあるのではないかと思ったりしています。なにはともあれ清水義範のこのような短編集はオススメです。

2009/10/04

ユーモア短編集。全13話。

ん〜・・・。独特の笑いの世界観。私は肌に合わなかったかな〜。プロットの核となる部分はすごく共感できるし、普通なら見過ごしてしまうような日常生活の些事に着目するところなんかは、とっても慧眼鋭いなと感心させられました。

ただ、その出来事の理法が私好みではなかったんだよな〜、残念ながら。例えるなら、とってもおいしいお肉をケーキに混ぜ込んだみたいな？(笑)最後の方は斜め読みをしてしまいました。でも、ハマる人にはハマるかも。｢イケそう｣と思う方は、是非一読あれ〜♪♪