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パミールを越えて の商品レビュー

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2019/05/11

陳舜臣さんの西域シリーズ第5弾(かな)。紀行文ではなく小説集。13編。いずれも再録なので一部既読。あまり馴染みのない時代っだが、同じ時代を背景としたものが多いので、一度歴史背景を覚えれば気にならない。「金魚群泳図」の刺繍で地図を表すなんて面白い。芸術的な刺繍を鑑賞してみたい。清代...

陳舜臣さんの西域シリーズ第5弾(かな)。紀行文ではなく小説集。13編。いずれも再録なので一部既読。あまり馴染みのない時代っだが、同じ時代を背景としたものが多いので、一度歴史背景を覚えれば気にならない。「金魚群泳図」の刺繍で地図を表すなんて面白い。芸術的な刺繍を鑑賞してみたい。清代を舞台とした「四人目の香妃」は、日本にはないオンドルを種としていて面白い。近代的な「紅い蘭泉路」他、少し推理小説風のものが面白く感じた。歴史小説風のなかでは(再読だが)唐代、高仙芝の「パミールを超えて」が面白かった。

Posted byブクログ