イラクに生きる の商品レビュー
40代になってから10年かけて世界を歩いた女性がつくった。女性しか撮れない感じられないものがたくさんあるのかという気がした。I LOVE IRAQというのは著者が気軽につけたのかと思ったらイラクの少年少女たちが日本の同い年の子にむけて書いた手紙の中で『私たちはイラクが好き』といっ...
40代になってから10年かけて世界を歩いた女性がつくった。女性しか撮れない感じられないものがたくさんあるのかという気がした。I LOVE IRAQというのは著者が気軽につけたのかと思ったらイラクの少年少女たちが日本の同い年の子にむけて書いた手紙の中で『私たちはイラクが好き』といってるのであった。私も日本が好きだ。大好き。手紙を通してイラクを近くに感じられるというのはとてもよい機会を著者は作ったと思う。ガイドブックのない場所によく琴奏者としていけたなと思うし、死者数だけ流すニュースで子どもたちのことが心配になり再来するというのもなかなか行動力がある。少ない写真の中から彼女があまり子どもたちとふれたというかんじはしないし、病院や自爆テロの現場、田舎の村や学校を通り過ぎたというイメージしかない。子どもが心配で子どもに再会したいと思うのであれば子ども中心にした本にしてほしかったとは思うが、プロでもない彼女が安全を考えながら行動するのはこのへんが限界だったんじゃないかと…。政治や援助に関してのもうすこし深いつっこみがほしかった…最後は『平和を祈ります』で終わってるし…まあ子ども向けの本だからしょうがないけど…10分くらいで読んでしまった。子どもむけの本にするとしてももうすこし中身のある本にできる気もするけれど…
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ニュースで報道されていないイラクがここにはあります。子ども達の笑顔、その一方では戦争の被害に苦しんでいる子ども達。いろんなことを考えさせられる一冊です。
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