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君のために泣こう の商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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離れて暮らしていた弟…

離れて暮らしていた弟の亮介が、父親の死後家に帰ってきた。小さい頃の亮介しか知らない静一は、知らない人間のようで落ち着かない。ある日酔った静一は、男とホテルに入るところを亮介に見つかってしまい・・・。亮介の情熱に引きずられそうになりながらも、兄としての責任感や、亮介のこれからを心配...

離れて暮らしていた弟の亮介が、父親の死後家に帰ってきた。小さい頃の亮介しか知らない静一は、知らない人間のようで落ち着かない。ある日酔った静一は、男とホテルに入るところを亮介に見つかってしまい・・・。亮介の情熱に引きずられそうになりながらも、兄としての責任感や、亮介のこれからを心配する気持ちが邪魔をして、素直になれない。静一がとても可哀相でした。

文庫OFF

2018/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうもフツー過ぎてしまって途中でリタイヤ。フツーでは満足できなくなっているだけなのかも(汗)。血のつながらない兄弟もの。 英田先生は好きだしクセのようなものもあるってわかってるんだけど、今回は乗り越えられなかったかな。超えるときはほいほい超えて、偶然の出会いとかご都合主義とか気にならないけれど、今回は気になってしまった……

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2015/12/23

もっと早く読めばよかった…! 背徳感と切なさのバランスが絶妙です。 血の繋がらない弟・亮介から求められる兄・静一。兄弟なのに、家族なのに、でも1人の男として惹かれ、愛されることに抗えない。 静一の心境の変化が細かく描写されていて、あっという間に引き込まれました。大きな事件はな...

もっと早く読めばよかった…! 背徳感と切なさのバランスが絶妙です。 血の繋がらない弟・亮介から求められる兄・静一。兄弟なのに、家族なのに、でも1人の男として惹かれ、愛されることに抗えない。 静一の心境の変化が細かく描写されていて、あっという間に引き込まれました。大きな事件はないものの、徐々にスピードをあげて展開していく2人の関係に引き込まれ、あっという間に読了ですw

Posted byブクログ

2012/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

英田さんの初期作品で、英田さんにしてはめずらしく恋愛オンリーなお話です。 英田さんといえば、刑事とかヤクザとか、ヤクザとか、FBIとか…(以下略) 血のつながらない兄弟モノです。兄弟モノって、なんかそれだけで背徳の香りがして淫靡な感じ。 あくまでも個人的な統計ですが、既読の兄弟モノは圧倒的に“弟攻め”が多い。 秀逸な“兄攻め”の作品があったら読みたいな~♪ 初期作品といえど、安定感のある筆致でしっとりと読ませます。 亮介が子供の頃から兄の静一だけを慕ってきた静かな執着が結構心地よい。 誰にも頼らず生きたきた兄を今度は自分が守りたいという気持ちもいじましいです。 亮介のバイトするバーで兄に言い寄る男に『Between the sheets』→『Blue moon』と牽制するあたりも独占欲むき出しでいい。 気持ちを通わせ合いながらも兄であろうとする静一は姑息な手で亮介を切り捨てる。 まだまだ青臭い亮介はすっかりそれを鵜呑みにして出て行ってしまう。 失って初めて、亮介の存在の重さを知る静一。子供の頃から亮介がどんな気持ちで生きてきたのかも。 心を決めた静一が追いすがっても追いすがっても、なかなか許そうとしない亮介。 すれ違う気持ちが、ちょっと切なかったな。 最終的には愛を確かめ合って、甘やかな時間を過ごすエンディングにはキュン。 『あんたの涙は俺が拭ってやる。これから先もずっと…』なんて頼りになる弟ってステキ。 北畠さんの雰囲気のあるイラストもきれいだった。

Posted byブクログ

2010/05/19

番外編を手に入れたので再読。弟に振り回されてる兄といった風情ですが、実は兄の心の揺れに弟が翻弄されてるような…。でもそれがあったから自分の心が求めてやまない真実に気づいたと言えるのかも。

Posted byブクログ

2010/01/06

【あらすじ】 「本気で嫌なら抵抗してみろよ」父親がなくなり、ひとりぼっちになってしまった静一の元に、ずっと離れて暮らしていた弟の亮介が帰ってきた。すっかり大人の男に成長している亮介はまるで知らない人間のようで、静一は落ち着かない。そんなある日、酔った静一は男とホテルに入るところを...

【あらすじ】 「本気で嫌なら抵抗してみろよ」父親がなくなり、ひとりぼっちになってしまった静一の元に、ずっと離れて暮らしていた弟の亮介が帰ってきた。すっかり大人の男に成長している亮介はまるで知らない人間のようで、静一は落ち着かない。そんなある日、酔った静一は男とホテルに入るところを亮介に見咎められ、越えてはいけない一線を越えてしまう。こんなの許されない、例え血が繋がっていなくても…煩悶する静一に情熱を隠さない亮介だったのだが…。 【感想】

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2009/10/07

血のつながらない兄弟の話。兄受:弟攻。 英田さんの作品はヤクザと刑事のイメージなので普通のお話は新しかった。

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2009/10/07

長く離れて暮らしていた兄弟が、父親の死をきっかけに一緒に暮らすようになった。 弟×兄です。 恋愛を前面に押し出した話。 所謂「兄弟もの」に則って、倫理観の葛藤と、恋愛の間で揺れる姿を描いています。 ……よく兄弟の話を読んでいて思うんですが、どうしてそういった葛藤を描くのにも関...

長く離れて暮らしていた兄弟が、父親の死をきっかけに一緒に暮らすようになった。 弟×兄です。 恋愛を前面に押し出した話。 所謂「兄弟もの」に則って、倫理観の葛藤と、恋愛の間で揺れる姿を描いています。 ……よく兄弟の話を読んでいて思うんですが、どうしてそういった葛藤を描くのにも関わらず、実の兄弟にしないんだろう…。 血は繋がっていないから、というので逃げますよね。 この話に限らず、義理の兄弟に逃げる本全般に対する不満です…。 タイトルのようにやさしい雰囲気の作品です。

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2009/10/04

義弟(攻め)の将来を考え、身を引こうとする義兄(受け)。「他に好きな人がいる」という嘘を信じた義弟に、義兄が冷たく突っぱねられるシーンには、胸がギリギリ締め付けられました。 お互いが一人の男として相手を思っているなら、無理して兄弟に留まってることなんかないじゃない!ヤキモキさせて...

義弟(攻め)の将来を考え、身を引こうとする義兄(受け)。「他に好きな人がいる」という嘘を信じた義弟に、義兄が冷たく突っぱねられるシーンには、胸がギリギリ締め付けられました。 お互いが一人の男として相手を思っているなら、無理して兄弟に留まってることなんかないじゃない!ヤキモキさせていただきました。

Posted byブクログ

2012/01/24

08/6/18 血の繋がらない兄弟。年下攻。 兄である受がとにかくぐるぐると思い悩んでます。おまけに自業自得なことしてるし。 好きなカクテルの隠語を知れて知識が増えました。まぁ使うことはないでしょうがww 『あんた、よく泣くな』

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