「あの人のせいで…」をやめると人生はすべてうまくいく！ の商品レビュー

フレッドラスキン(著者),坂本貢一(訳者)

2014/03/27

『アーミッシュの赦し』（ドナルド・Ｂ・クレイビル、デヴィッド・Ｌ・ウィーバー＝ザーカー　２００８）でちょっと紹介されていた。

怒りの土台
・不当行為を、個人的なものとして捉えすぎていること。
・自分の気分の責任を加害者に押しつけ、非難すること。
・「恨み物語」を創作していること。

許しとは…
・より健康になること
・ストレスを削減する
・ストレスに起因する肉体的症状を削減する。
・イメージするだけで循環器系、筋肉系、神経系の速やかな機能改善になる。
・究極の悲劇に見舞われても許すことはできる。許しを通じて穏やかで快適な気分を取り戻せる。
・選択

許さないことは…
・自分の問題の責任を他人に負わせている人は、心疾患や癌のような病気にかかりやすい。
・イメージするだけで、血圧が上昇し、筋肉が緊張し、免疫機能が低下する。

許しのプロセス
①自分がどう感じているのかを正確に把握する。
②不当な行為の内容を正確に把握する。
③自分の体験を、少なくとも一人、または二人の信頼できる人に聞いてもらう。

許しとは大目に見ることではない。和解とも違う。忘却とも関係がない。
許しとは過去の現在に対する復讐を断ち切ることだ。
許しとは心が傷つく出来事も人生の一部であると理解すること。私たちは傷つき、腹を立てるかわりに許すことを選ぶことができる。

エクソシストに関するノンフィクションの本に、「心が癒えることは病気が癒えることよりも重要」といった台詞があったのを思い出した。

長いこと自分を犠牲者だとみなしていた。それでは自分を恥じるばかりだ。それでは人生や感情のコントロールを失ったままだ。
犠牲者としての一生を終えるつもりはない。

私が語る物語は、常に「私は」からはじまる。
物語の中心には、自分自身と自分の願望があるように。

2009/10/04

『許す』ことの大切さを説いてます。
自分の気持ちをリセットしたいならこのトレーニングも試してみてねと言う事です。例が豊富すぎてちょっと退屈でした