邪悪な花鳥風月 の商品レビュー
花鳥風月にちなんだ四編からなるお話。 「花」「鳥」はテンポ良くおもしろかった。 特に「花」の主人公によく似たとってもとっても嫌な人物を知っているので小気味よかった。 ラ行がダ行になる発音も好き。 文章で読むと愛嬌があるけど、実際よく思わない人が言うとイライラしそう笑 「月」は...
花鳥風月にちなんだ四編からなるお話。 「花」「鳥」はテンポ良くおもしろかった。 特に「花」の主人公によく似たとってもとっても嫌な人物を知っているので小気味よかった。 ラ行がダ行になる発音も好き。 文章で読むと愛嬌があるけど、実際よく思わない人が言うとイライラしそう笑 「月」はファンタジー?なシーンが淡々と過ぎて行くので飽きが来る。 正直途中で読むのやめようかと思ったほど…
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ねっとりとした妄想描写が最高でした。 となりのアパートに住んでる人達を妄想して、短編にしていく・・・妄想してる作家のオチの気持ち悪さも良かった。女の嫉妬、意地汚さの底の部分が志麻子って感じで読んでると私も少し薄汚れた女になった感じがします。 女と女の心理的な絡みが個人的に好き...
ねっとりとした妄想描写が最高でした。 となりのアパートに住んでる人達を妄想して、短編にしていく・・・妄想してる作家のオチの気持ち悪さも良かった。女の嫉妬、意地汚さの底の部分が志麻子って感じで読んでると私も少し薄汚れた女になった感じがします。 女と女の心理的な絡みが個人的に好きです。
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この人の書く話は 奇妙奇天烈って感じで 大好きです。 日本語を最大限に活用して 面白く使って書いてくれている気がする。 不気味な描写というより雰囲気を 書いてくれてて 話の設定も面白かった。
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岩井志麻子ファンとしては一気に数冊まとめて読みたいのだが、ぐっとこらえて1冊づつ期間を開けて読みすすめる。理由は単にもったいないから。本書は岡山弁の語り口調を封印しての、現代小説風な仕上りになっている。出来不出来などは超越したところにファンたる所以があるのだから、あえて何も申す...
岩井志麻子ファンとしては一気に数冊まとめて読みたいのだが、ぐっとこらえて1冊づつ期間を開けて読みすすめる。理由は単にもったいないから。本書は岡山弁の語り口調を封印しての、現代小説風な仕上りになっている。出来不出来などは超越したところにファンたる所以があるのだから、あえて何も申すまい。
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一件の古アパートの住人の女を1人1人短編にして、それを花鳥風月になぞらえて組んだ一冊。印象に残らないな。
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