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国家に抗した人びと の商品レビュー

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2010/06/03

[ 内容 ] 海軍大佐でありながら、永久平和を願い軍備撤廃をめざした水野広徳。 風刺精神を極限まで高めて川柳をつくり続けた鶴彬。 トルストイの思想に共鳴し、兵役拒否を貫き通した翻訳家・北御門二郎。 陸軍参謀本部で軍部への怒りを日記につづった作家・中井英夫。 内心の自由を求め、ひた...

[ 内容 ] 海軍大佐でありながら、永久平和を願い軍備撤廃をめざした水野広徳。 風刺精神を極限まで高めて川柳をつくり続けた鶴彬。 トルストイの思想に共鳴し、兵役拒否を貫き通した翻訳家・北御門二郎。 陸軍参謀本部で軍部への怒りを日記につづった作家・中井英夫。 内心の自由を求め、ひたすらに思想と学問を深めていった歴史学者・家永三郎。 戦時下、彼らは日本という国に、そして、そこに生きる日本人に何を求めたのか。 [ 目次 ] 第1章 反戦・反軍主義の元海軍大佐―水野広徳(反抗心と同情心;軍事的合理主義の時代 ほか) 第2章 反骨の川柳人―鶴彬(川柳にあらわされた風刺精神;不屈の創作意欲) 第3章 兵役拒否を貫いた人―北御門二郎(トルストイとキリスト教;トルストイとキリスト教の導きのもとに ほか) 第4章 文化を愛するがゆえの怒り―中井英夫(陸軍参謀本部で書かれた日記;文化の熾烈な擁護者として ほか) 第5章 内心の自由を求めて―家永三郎(国民統制のための教科書;教科書検定の内容 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ