「本当の学力」は作文で劇的に伸びる の商品レビュー

芦永奈雄(著者)

2022/05/16

2009年5月19日
いろんな教育書を読んできたけど、この本は最も感銘を受けたものの一冊。

ー「なんのために勉強をするのか？」ということではなく、「成績や偏差値を上げる」ということが目的にすりかわってしまっています。ー

本来、人間を豊かで幸せにするはずの勉強が、こんなにも人間を不幸にしている。

2016/03/17

得られる情報はちょっと作文を突き詰めれば思い至るようなことばかり。それを訝しいメール商法のような書き方をしているのが残念。著者の思い入れが強すぎる。事実は淡々と書きつらねる。そこに迫力が宿る。ちょっと趣深さがないなー。ただ、実際学校現場でこういう指導がなされていないのも事実。少なくても小学校に勤めるのであれば、また作文指導に自信がなければ、これくらいの本は一読しておかねばならないと思う。

2014/08/16

読書感想文が苦手なまま育ったが、この一冊で作文のノウハウをよく理解することができた。
気持ちを事実や動作を用いて表現することが重要である。それができれば、些細な場面や小さな出来事でも、長い文章を書くことができる。そして、読み手に感情移入させることもでき、印象に残る作品となる。
作文が苦手だと思っていたけど、どうやら書き方を学んでいなかっただけらしい。この技術を応用して、味のある作品を作っていきたい。

2012/06/02

国語力が有れば色んな能力が伸びるよ！
ストーリー作文をかけ！

・自分が経験していることは自分自身でないとわからない
・作文を面白くコツは結論を書かない
・事実を起こった順に書いていく
・現在形と過去形を交互に書くと見違える文章になる
・書き出しはセリフで
・気持ちや感情を書くときは事実を書けば良い
・気持ちや感想から書くとつむ
・その気持ちのときにどんな行動をとったかを書け！

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内容はそれほど濃くないんだけど、面白い書き方のコツは頂けました。
でもそもそもこの本自体が、結論（ストーリー作文とは何か）を先延ばしで書かれてるのが気に食わんかったなぁ。はよいえやと。だいたい、そない効果あるんやったら堂々と始めから語れよと思ってしまった。

2009/11/08

日本人なんだから、まずちゃんとした日本語が出来ないと話にならんよ的な。
で、書く立場を経験して、初めて読解力が身につく。
本を読んでても読解力は身につかない。

2009/10/04

描写の大切さを知った。書いてる私にとっちゃあたりまえのことでも、読んでる誰かにとっては全然わからないことなんだ。だから説明してなるべく私の見ている景色を感じたことを追体験させなきゃいけないんだってことを、改めて知った気持ち。