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別れの後の静かな午後 の商品レビュー

3.6

33件のお客様レビュー

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2009/10/04

君を想えば、別れすら愛しくなる。 永遠に消せないぬくもりが胸に灯る。 〈別れとはじまり〉を描いた恋愛小説集。

Posted byブクログ

2009/10/07

自分の体調がいいからなのか 読むほどに映像が、イメージが、浮かんでいき、装丁にあるような淡くて深い心地よい緑に包まれているようでした。 そんな描写は一つもないのに。 気持ちよかった。 こんな短い短編でこんなにももってかれるかぁ やっぱうまいなぁ。     ...

自分の体調がいいからなのか 読むほどに映像が、イメージが、浮かんでいき、装丁にあるような淡くて深い心地よい緑に包まれているようでした。 そんな描写は一つもないのに。 気持ちよかった。 こんな短い短編でこんなにももってかれるかぁ やっぱうまいなぁ。     6つの話、どの始まりとどの別れを選びますか? 僕には選べません。

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2009/10/04

【メモ】短編6編・北海道、東京、ヨーロッパ・〜負に向かうエネルギーが強かったのだとしたら、正へ向かうそれもまた同じくらいのパワーをもっているものなのかもしれない〜(「球運、北へ」より)・表題作はドラマチック過ぎ?・「空っぽのバケツ」寡黙な父の強さ

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2009/11/16

君を想えば、別れすら愛しくなる。痛みと哀しみが去りゆくとき、永遠に消せないぬくもりが胸に灯る。 私的には、可もなく不可もなくという感じです。ちょっと大人の恋愛話しすぎて共感はできかねました。でも表題作は面白かったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

大崎善生は好きだなぁ〜。何冊か読んでるけど、どれもせつなくて胸が痛むような、物悲しいような・・・。他の人のコメントを見て納得!村上春樹に似ているから私好みだったんだ。

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2009/10/04

よく『ノルウェイの森』に似た雰囲気を持った作品と言われている。大崎善生の文体がそれに近いものがあるのかもしれない。「別れ」について書かれた短編集。ただ孤独感や悲壮感漂うものではなく、心温まる作品ばかり。

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2009/10/04

背表紙に惹かれて。 北海道に関係がある人の出てくる短編集。6つどれもよかった、かな。後半3篇(空っぽのバケツ、ディスカスの記憶、悲しまない時計)がよかった。 (06/11/30)

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2009/10/04

短編集。 ジャケ借りシリーズだったわけですが、大崎善生はいい!! むお〜〜〜!むお〜〜〜!!>歓喜の叫び。 決して派手な話ではないのですよ、けど何か残る。 しかも暖かい何かが。泣かせよう泣かせようとする厭らしい 話ではなく、心の中で凝り固まってた澱のようなものが ほぐれます。...

短編集。 ジャケ借りシリーズだったわけですが、大崎善生はいい!! むお〜〜〜!むお〜〜〜!!>歓喜の叫び。 決して派手な話ではないのですよ、けど何か残る。 しかも暖かい何かが。泣かせよう泣かせようとする厭らしい 話ではなく、心の中で凝り固まってた澱のようなものが ほぐれます。 「孤独か、それに等しいもの」よりも明るめの話が多いかな。 内容も素晴らしいけど、装丁が素晴らしい、本当に。 こういう仕事に携わりたいな〜。

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2009/10/04

出版社/著者からの内容紹介 君を想えば、別れすら愛しくなる──痛みと哀しみが去りゆくとき、永遠に消せないぬくもりが胸に灯る。『パイロットフィッシュ』の作者が贈る〈別れとはじまり〉を描いた至高の恋愛小説集。

Posted byブクログ

2009/10/04

うん?と思う話もあるけれど、これはこれで良いのかも。個人的には「空っぽのバケツ」がしんみりとして好き。

Posted byブクログ