僕はこう思うんだ の商品レビュー
”社内メルマガで紹介。 --- 本書で「修造流のスポーツ教育論」を語る松岡さんは、テレビでの熱血指導ぶりとは打って変わって、とても冷静でクレバーな印象です。2人の子を持つ父親として、「僕もついやってしまうのだが…」と反省をまじえつつ、スポーツを通じて子どもたちをメンタル的に強い大...
”社内メルマガで紹介。 --- 本書で「修造流のスポーツ教育論」を語る松岡さんは、テレビでの熱血指導ぶりとは打って変わって、とても冷静でクレバーな印象です。2人の子を持つ父親として、「僕もついやってしまうのだが…」と反省をまじえつつ、スポーツを通じて子どもたちをメンタル的に強い大人に育てるために、読者に向けていくつもの提言をしてくれています。 「第三章 お父さんお母さんのサポートの秘訣」を中心に、いくつか例をあげると… ●スポーツとの接し方 ・「がんばれ!」ではなく、「がんばってるね!」 ・「できない」と言わせない。「できるはず」と声をかける ・試合中はグランド外から指示を出さず、自分で考えさせる ・「なんでそんなこともできないんだ!?」と言わない。絶対に。 ●日常生活での働きかけ ・何かに熱中する楽しさを伝える ・食事のときは、テレビを消す ・注意するより、自分から先に「おはよう」「ありがとう」 ・(親の敷いたレールでなく)子どもの進みたい方向へ脱線させる ・完璧な親でなくていい。叱る、謝る、話し合う、を繰り返す etc. 「子どもをきちんとした大人に育てる」。このことが親の責任であることは誰も否定しないでしょう。でも、この責任感から出発して、礼儀を教え、スポーツをさせ、習い事をさせ、勉強をさせ、できないことをできるようにするのは、堅苦しすぎて何かが違うような気がします。 「自分たちがいなくなっても、自信をもって強く生きていける大人にする」という覚悟をまず定めること。そして、そこから出発したうえで、自分たち親が果たすべき責任を考え、家庭などの環境を整えていくこと。そんなアプローチの方が僕にはすっと腹落ちしました。 新人や部下・後輩の育成についても、同じようなことがいえるのではないでしょうか? 自分たちが関われる時間は、彼らの社会人人生を考えるとほんのわずかな時間です。だからこそ、「世の中に価値を提供する社会人へと成長しつづける人にする」という覚悟を決めたうえで、果たすべき責任を考えていくのが、育成に関わる人の本当の役割なんじゃないかと思います。 重いですねぇ。でも、だからこそ、喜びも大きいにちがいありません。一緒にがんばりましょう! ---”
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さすが松岡修造.熱いね.指導している子供たちには言わない頭から否定するような言動を娘にはしてしまう.それは娘が身内である父親に甘えているのではなく,父親が身内である娘に甘えているのだというのは共感.でもなぜか理不尽な強制をしちゃうんだよな・・・反省.
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スポーツは人生の縮図であり、日常生活も大切で実際のトレーニング、メンタル等トップブレーヤであった著者は説得力があった。
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