誰でも成功する児童の叱り方のキーポイント の商品レビュー

中嶋郁雄(著者)

2016/05/18

教師でもなんでもない僕にとって本書は、
「ああ、こうやって子供は『大人の気に入るふるまい』を学び、『相互監視社会』を作っていくんだな」
と、戦慄すら覚える内容だった。
でも「じゃあ、どのように叱ればいいのか」について僕は何ら見解を持たないので、実は本書の内容が最善なのかもしれない。

よくわからない。ので、評価保留といったところ。

2013/04/28

叱るときのポイントも分かりやすく、かわいいイラストの４コマで良い例悪い例が載っていて分かりやすい。
このシリーズは好きで、よく参考にさせていただいています。

けんかが起こった時はどうすればいいかとか、他の子どもを馬鹿にするようなことがあった場合とか、よくあることなので。

子どもは、年は離れていてもお互いに大切にしあい、共に学び合う「友達」。
だけれども、人として他者を傷つけるような行為は許してはいけないし、それをうやむやにせず、厳しく叱ることもどうしても必要になってくる。

本当は当り前のことなんだけれども、教育者として上に立つとついついその当たり前の基準を忘れがち。

読みながら本当になるほどなぁと思う。
小学校教員はもちろん、子どもに関わる人も是非学んでください。

2011/10/16

小学校２年生を受け持つことになり、
どのように子供を叱ればよいのかわからなかったので
この本を読んだ。

一方的に教師から叱るのではなく、
上手な叱り方とは子供に問いかけ、子供から答えを聞くということである。
このことを行うことにより子供が上辺だけの反省でなく、
心の底から反省する。