これが僕の回答である。1995-2004 の商品レビュー
良い本だ。日本では映画作品の興行で、そもそも得られるリターンの限度が20億円程度であり、そう考えば、3〜5億円くらいが妥当なのだろう。 猫が死んだ事がきっかけで、理屈だけではなく情緒も描こうとなったと言う。 軍需産業は、あらゆる先端技術が投下され他分野にも影響に与える分野であり、...
良い本だ。日本では映画作品の興行で、そもそも得られるリターンの限度が20億円程度であり、そう考えば、3〜5億円くらいが妥当なのだろう。 猫が死んだ事がきっかけで、理屈だけではなく情緒も描こうとなったと言う。 軍需産業は、あらゆる先端技術が投下され他分野にも影響に与える分野であり、スグにWW2とか思い出してタブー視してしまわないで、ちゃんと見直した方がいいんじゃないって。 ノリノリでコンテ描いても、ドーパミンが出ててダメダメだったりする。全ての画には、意図がなければならないよ。ガッチャマンの時もどうしてもキャラがカッコ良く見えなかった。それは、戦術的演出と戦略的演出を理解していなかったからだ。 戦術的に技術を投下して、カメラワークなどでカッコ良く見せたとしても、そのキャラの、構図の、音響の、演出の、カッコ良く見せようという段取りが透けて見えてしまうのだ。だから、戦略的に見せる必要がある。未来少年コナンのラオ博士のように最初は、怖い親父だったりするけども、後には信念や矜恃が見えたりする。ガッチャマンでもキャラの正の面だけでなく負の面も見せなければならないと言う。
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単なるおぼえがき。多分つづきを書きます。 映画というのは 「命があるものを分解して、きれいな画におさめたもの」 「生命体のカオスな運動に法則性を見出して、物理現象のレベルにまで返すもの」 じゃないかと思います。 アニメというのは、 「画に命があるように見えるもの」 「本来もので...
単なるおぼえがき。多分つづきを書きます。 映画というのは 「命があるものを分解して、きれいな画におさめたもの」 「生命体のカオスな運動に法則性を見出して、物理現象のレベルにまで返すもの」 じゃないかと思います。 アニメというのは、 「画に命があるように見えるもの」 「本来ものでしかないものを自然法則にのっとって時系列配置して、生命体にしてしまうもの」 じゃないかと思います。 つまり、映画は「命があるものを命がないものにおとしたもの」であり、 アニメーションは「命がないものに命をふきこんだもの」であるという意味で、 逆のベクトルを向いているものなんじゃないかと思うのです。
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押井守のヒトとなりがわかれば、イノセンスのセリフも理解できるかなと。テーマは「想い」と「身体性」というのが彼のメッセージ。95年からのインタビュー総集編。
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