チソン、愛してるよ。 の商品レビュー
23歳のイ・チソンさんと彼女のお兄さんの乗った車がうしろからきた車に激突され、チソンさんは炎にまかれた。比較的軽症の兄は「顔は大丈夫だから!」と励ます目の前でチソンさんはもとの姿が想像できないくらい真っ黒に変わっていき、彼女のお母さんは病院で対面した娘の全身から立ちのぼる肉の焼け...
23歳のイ・チソンさんと彼女のお兄さんの乗った車がうしろからきた車に激突され、チソンさんは炎にまかれた。比較的軽症の兄は「顔は大丈夫だから!」と励ます目の前でチソンさんはもとの姿が想像できないくらい真っ黒に変わっていき、彼女のお母さんは病院で対面した娘の全身から立ちのぼる肉の焼ける臭いを嗅ぎつづけることもできない、チソンさんは病院で事故だと気づいたとき、けして後戻りできない道に踏み出してしまった恐怖を直感したとありました。 「痛み」と書く中にどれほどの地獄の苦しみがあったことか、またおしゃれもきっと大好きで外見も気になるようなかわいい女の子だったチソンさんがふと見た脚の、赤い肉と鶏で見たことのあるような黄色い脂肪のかたまりと白い骨がまさにこの自分の身に起きたことなのだと感じたときの絶望感は、とても想像することはできません。 いまでは彼女は愛する人たちと頬をくっつけることが出来ます。本やテレビやホームページなどを通じて顔じゃなくて乗り越えて来た心の強さを伝えることができます。 火傷の手術についてチソンさんが聞いたある火傷患者の言葉 「外側を治すために何度も手術をすれば心の中がめちゃくちゃになってしまう」 それほど「ものすごく」ひどい手術をのりこえまた、これからもその強い言葉で苦しむ人々に光をみせてくれることと思います。 わたしはむしろ優越感を持っても良い 祝福された人間だと思っています 神様のかぎりない関心と最新の配慮、 そして果てることのない愛を経験することができた 神様のVIPなのですから
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イ・チソンさんは韓国人の方で、大学4年だった2000年に、お兄さんと一緒に自動車で家に帰る途中交通事故に遭い、全身の55%に大火傷を負いました。「お兄ちゃん、私を殺して。こんなになって生きていけないわ」と火傷を負った悲しみ、そしてそれを乗り越えていく様子、心の動き、が綴られてい...
イ・チソンさんは韓国人の方で、大学4年だった2000年に、お兄さんと一緒に自動車で家に帰る途中交通事故に遭い、全身の55%に大火傷を負いました。「お兄ちゃん、私を殺して。こんなになって生きていけないわ」と火傷を負った悲しみ、そしてそれを乗り越えていく様子、心の動き、が綴られています。 1999年のイ・チソンさんの写真・・・・女優さんのように美人です。女の人にとって容姿はとても大切です。火傷の自分を受け入れることは相当つらかったと思います。彼女の前向きに生きる姿には頭が下がります。(上村)
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