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魔女(下) の商品レビュー

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2018/06/13

さて、この本はどういうものなのだろう。一読した後もイマイチ判断がつかない。『ファウスト』のようでもあり、『放浪者メルモス』や『マンク』を彷彿とさせるところもある。ひとつ言えることは、『岩波じゃなくて国書じゃないのか?』ということだw

Posted byブクログ

2014/05/26

さようなら古き魔女の恐怖。こんにちは現世の狂乱。 上巻とは異なり、下巻ではいくつかの魔女狩り事件を取り扱いながらヨーロッパの魔女狩りの変容を描く。上巻とは異なり、といいながらも筆致は上巻と同じく当時の人々の(特に魔女及び魔女を取り囲む人間の)機微に触れる。この上下を単体で読む他...

さようなら古き魔女の恐怖。こんにちは現世の狂乱。 上巻とは異なり、下巻ではいくつかの魔女狩り事件を取り扱いながらヨーロッパの魔女狩りの変容を描く。上巻とは異なり、といいながらも筆致は上巻と同じく当時の人々の(特に魔女及び魔女を取り囲む人間の)機微に触れる。この上下を単体で読む他に、併せて別の資料を読んだ方がより理解が進むか。

Posted byブクログ

2011/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

教会、封建領主、さらには男の家族からも支配の鞭をあびせられつづけてきた中世の女たち。“魔女”は男性中心社会の歴史の中で女性がおかれてきた人間性喪失の極限状況を象徴するものである。この書物に描き出されたのは、女性の立場からみたヨーロッパの歴史にほかならない。民衆史家ミシュレの思索と体験のすべてがもりこまれた書。   1997年7月8日購入  1997年8月21日初読 削除

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