民営化される戦争 の商品レビュー
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2004年刊。著者は京都大学大学院教授(金融が専門)。◆アメリカの黒い裏面・歴史をネオコン、軍産複合体、メディア王、民間軍事企業体、ヘッジファンド等を主役として暴き出す。著者がどの程度一次情報にアクセスしているかは不明だが、内容は面白い。同盟国とはいえ、リアリスティクな対米政策を採らないと、彼の国に食いちぎられてしまう危険性大ということがよく判る。◇民間軍事企業体に傭兵にて戦争協力行為をさせていることが、かえって戦争を誘発するとの指摘は重い。また、欧米メディアの実情も注視すべき。日本への波及も含めてだが。
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圧倒的な情報量。ドルの世界的権威の本当の意味、なぜここまでドルが強いかの理由を多くの事例をもとに解説している。またイラク戦争のオイル関係も具体的でおもしろかった。しかしながら図説があればわかりやすくてありがたいとは思う…
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