古代インド の商品レビュー
この本はまずインドの先史時代から始まり、インダス文明、アーリア人の侵入、バラモン教の発展など、仏教が生まれ、衰退するまでの過程を詳しく知ることができます。なぜ仏教は生まれたのか、どのような人にブッダの教えが響いたのか、どのようにして仏教教団がインドに広がっていき、最後には衰退する...
この本はまずインドの先史時代から始まり、インダス文明、アーリア人の侵入、バラモン教の発展など、仏教が生まれ、衰退するまでの過程を詳しく知ることができます。なぜ仏教は生まれたのか、どのような人にブッダの教えが響いたのか、どのようにして仏教教団がインドに広がっていき、最後には衰退することになってしまったのか、それらの大きな流れをわかりやすく学ぶことになります。 仏教の教えや思想を解説する本はそれこそ無数にありますが、それらの思想が生まれてきた時代背景や気候風土をわかりやすくまとめた本は意外と少ないです。この本は私達日本人にとって意外な発見が山ほどある貴重な作品です。これを読めばきっと驚くと思います。
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とても読みやすい。著者は1999年に没しているので、新しい本という訳でもないのにすごい。古代インドという広大な地域、多民族、多宗教、長い歴史を読みやすい文章でバランスよく書かれている。それに気になっていたところにも触れられていてよかった。どうしてコーカソイドなのかとか、バラモン教...
とても読みやすい。著者は1999年に没しているので、新しい本という訳でもないのにすごい。古代インドという広大な地域、多民族、多宗教、長い歴史を読みやすい文章でバランスよく書かれている。それに気になっていたところにも触れられていてよかった。どうしてコーカソイドなのかとか、バラモン教とヒンドゥー教は違うのかとか、なんで仏教が廃れたのかとか、仏神の姿の共通性とか。
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グプタ帝国の崩壊までのインドの歴史についての解説書。主な問いとして,インドを元とする宗教や哲学の発展や衰退について扱っている(著者の専攻はインド哲学や仏教)。
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2016/3/12 古代のインドには文字がなかったため資料が少なすぎて、よく分かっていないのでした。インドは東と北を高山に囲まれ、南は海に囲まれているので、異民族の侵攻は常に西側からなのでした。作者が仏教研究者なので仏教に関する記述が多く、ボクの知りたいことがあまり書かれていなか...
2016/3/12 古代のインドには文字がなかったため資料が少なすぎて、よく分かっていないのでした。インドは東と北を高山に囲まれ、南は海に囲まれているので、異民族の侵攻は常に西側からなのでした。作者が仏教研究者なので仏教に関する記述が多く、ボクの知りたいことがあまり書かれていなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
インダス文明からグプタ朝まで、古代インドの歴史と文化をその社会的背景をふまえて概説している。 インドでは社会の上層部と農村部が一体でなく、支配階層が変わっても民衆はあまり変化しなかった。 今なお根強くのこるインドという国の文化の源流を解き明かす良書。 インド神話やインドの歴史などについてもより詳しく知りたくなった。
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ほぼ全てのページに対してツッコミ入れられそうな文章展開の酷さ、無勉強さになんとか耐えて読もうと思いましたが時間の無駄につき断念 なんでこんなのが流通に載ったかは分からんが、大御所に突っ込める人はいなかったんだろうね
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