黒を纏う紫 の商品レビュー
10年ほど前の作品を読むと、作者が予言者に思えてくることがあります。いや、ある程度の知識を持っている方は、その作品を書いている時にはすでに10年後を見据えている、ということなんでしょうか。少子化なのは、「このせい」なのかもしれない、と考えてしまう。 鶴見さんの「名前」が知りたい...
10年ほど前の作品を読むと、作者が予言者に思えてくることがあります。いや、ある程度の知識を持っている方は、その作品を書いている時にはすでに10年後を見据えている、ということなんでしょうか。少子化なのは、「このせい」なのかもしれない、と考えてしまう。 鶴見さんの「名前」が知りたい!!
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面白かった。元凶がいがいと現実的なものだった。 クゥにズタズタにされる女性たちをみて、平和に生きてきた日常の近くに簡単に人をころせる世界があるんだなと実感した。後者の世界に踏み入れないまま死んでいける物はある意味幸せなのかも。私も踏み外さないようにしたいぜ。 マキの存在が作中での希望だな。 運転手が消える話、移民、宗教団体、いろんな可能性が絡めてあった。
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図書館より拝借 原子力に頼る街と移民について。 それぞれの立場からひとつの地点へ絡まってく。 全部読み終えてからプロローグを読むとよくわかる。
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移民に溢れかえる“夜の都”東京。巨大都市の膨大なエネルギーを支える“特殊物質”が危険なカルト教団に狙われた!滅びの美神が舞い降りた。大薮春彦賞作家が拓くエンタテインメントの新たな地平。 話的にはよく出来ているのだろうけど、イマイチ設定が飲み込めないうちに最後まできてしまって「あ...
移民に溢れかえる“夜の都”東京。巨大都市の膨大なエネルギーを支える“特殊物質”が危険なカルト教団に狙われた!滅びの美神が舞い降りた。大薮春彦賞作家が拓くエンタテインメントの新たな地平。 話的にはよく出来ているのだろうけど、イマイチ設定が飲み込めないうちに最後まできてしまって「あれ?」って感じでした。ちょっとSFっぽいとこがダメだったのかもしれない…
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古本屋で意外にも、新しい方なのに100円で売っていたハードカバー。 そんな先入観の為か…、あまり楽しめなかった。 近未来の世界観、登場人物に魅力を感じなかったような記憶…。
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危険且つ残虐なカルト集団に狙われた大都市の膨大なエネルギーを支える「特殊物質」。 話の行方が気になる五條瑛ワールド。大好き!
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五條作品としては、引き込む力が足りなかったと思う。移民と原子力をテーマにした作品で作者らしいテーマであるが、書ききれていない印象を受ける。主人公の魅力が足りなかったのかも。
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五條瑛2冊目。「移民」が日本の中心になりつつある近未来の日本。うん、娘が中年になる頃にはこんな感じで「移民」が多くなっていてもおかしくは無さそう。と思わずにはいられなかった一冊。話としては相変わらずテンポ良くて、2晩で読み終える(笑)。クウみたいのが本当にいるのなら、是非お会いし...
五條瑛2冊目。「移民」が日本の中心になりつつある近未来の日本。うん、娘が中年になる頃にはこんな感じで「移民」が多くなっていてもおかしくは無さそう。と思わずにはいられなかった一冊。話としては相変わらずテンポ良くて、2晩で読み終える(笑)。クウみたいのが本当にいるのなら、是非お会いしてみたいものだわ。
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