なぜエヴァンズにいわない? の商品レビュー
被害者が最期に口にした言葉がきっかけで、主人公は命を狙われる羽目になり、二転三転するサスペンス。 ほんのり青春物語の側面も有ります。 1934年に発表された作品で、西洋の文化や時代背景が取っつきにくいですが、注釈は多めで読みやすいと思います。 児童書扱いですが、完訳版なのでご安心...
被害者が最期に口にした言葉がきっかけで、主人公は命を狙われる羽目になり、二転三転するサスペンス。 ほんのり青春物語の側面も有ります。 1934年に発表された作品で、西洋の文化や時代背景が取っつきにくいですが、注釈は多めで読みやすいと思います。 児童書扱いですが、完訳版なのでご安心を。 ハヤカワからは『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』というタイトルで出版されています。なかなか翻訳者泣かせのタイトルのようですね。 実は米澤穂信氏の『愚者のエンドロール』の副題が『Why didn't she ask EBA?』、つまりこの作品が元ネタと知って、興味を持ちました。 でも、「ダジャレ」以上の繋がりは見つけられなかった。何か他にも意味があったのかな。
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あたしが読んだ当時(高校生ぐらいだったか)は「なぜミス・エヴァンスに尋ねなかったのか」ってタイトルだったような気がするなぁ。
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