元型的イメージとの対話 の商品レビュー
第3巻では、個人心理のレヴェルの問題ではなく、意識のより深いレヴェルに見いだされる元型的イメージとの対話というモティーフが前面に出ているアクティヴ・イマジネーションの事例がとりあげられています。 著者はマテリアルの解釈にあたって、神話や錬金術などに見られるイメージ操作を参照して...
第3巻では、個人心理のレヴェルの問題ではなく、意識のより深いレヴェルに見いだされる元型的イメージとの対話というモティーフが前面に出ているアクティヴ・イマジネーションの事例がとりあげられています。 著者はマテリアルの解釈にあたって、神話や錬金術などに見られるイメージ操作を参照しており、ときおり難解に感じられましたが、マテリアルのなかに示されたイメージそのものには、たしかに心理の深いところに訴える力をもっているように感じられました。
Posted by
- 1