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悪意なき欺瞞 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/07/17

経済学という学問と経済・金融などの実態との間の溝について理屈では語れない人間の心理や感情的反応が絡む。この一連のギャップを欺瞞として定義している。

Posted byブクログ

2020/02/12

古い本であるが、経済学と実体経済には溝があることを述べた良書であると思う。 ⚫️株主や資本家が強いという欺瞞。経営者が強く、 ストッパー役である取締役会(日本の取締役会形態ではなく、モニタリング型の取締役会)は、経営者の承認機構となっていること。 ⚫️消費者主権は、欺瞞であり、...

古い本であるが、経済学と実体経済には溝があることを述べた良書であると思う。 ⚫️株主や資本家が強いという欺瞞。経営者が強く、 ストッパー役である取締役会(日本の取締役会形態ではなく、モニタリング型の取締役会)は、経営者の承認機構となっていること。 ⚫️消費者主権は、欺瞞であり、企業の広告や販売戦略等により、消費者は管理・誘導されていること。 ⚫️政府の設定する国防費は、政府の分析と判断にて、決められているという欺瞞。軍産複合体と族議員達のイニシアティブと圧力により決まること。

Posted byブクログ

2014/06/02

この世界は、善意だけではないことを知ってはいても、場合によっては悪意からではなく欺かれることもある。

Posted byブクログ

2011/06/01

「こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくれば」こうなりました。そんな感じの本で雑誌のコラムを読むごとく読み進みます。 著者から想像すると構えてしまいますが、本は薄いですし1時間程度で読み終わりますが内容も薄いです。 よくこの値段で売る気になったと感心。

Posted byブクログ

2009/10/04

晩年のガルブレイスが書き下ろした世の中ぶった斬り読本。期待していたよりもおもしろくなかったけど勉強にはなった。経済学者でありながら経済にのみ問題解決を期待しないガルブレイスの思想にはやっぱり感動します。因みに彼は経済成長至上主義も「悪意なき欺瞞」の1つにあげています。

Posted byブクログ

2009/10/04

経済学の重鎮がすごくあたりまえのことをコラムタッチで書く。いまの時代に必要な本かもね。薄いけどしっかりした作りの装丁にも好感が持てる。

Posted byブクログ