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秘本三国志(上) の商品レビュー

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2009/11/17

通勤に持っていくには重かったけれど 時々、著者のコメントが追記されていて それも興味深い。 登場人物名が多すぎて脳内でこんがらがっても この面白さは変わらない。 後漢末、広大な中国の台地で起こった 混沌としたドラマは、社会人歴6年目の 今読んでも面白いことを再確認。 その時...

通勤に持っていくには重かったけれど 時々、著者のコメントが追記されていて それも興味深い。 登場人物名が多すぎて脳内でこんがらがっても この面白さは変わらない。 後漢末、広大な中国の台地で起こった 混沌としたドラマは、社会人歴6年目の 今読んでも面白いことを再確認。 その時、自分がいたらどうするだろうと とりとめのないことを考えるのも楽しい。

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2009/10/07

五斗米道からの視点をメインにした三国志、ということで一般的に言う三国志より随分淡白な印象でした。うーん…そのせいかもしれないけど、娯楽小説というにはそっけない感じ。

Posted byブクログ

2010/03/06

【1992年頃】 高校生当時に始めて読んだときには、何か物足りなく思った物だったのだけれども、大人になって読み返したら、これが非常に面白い。 三国志的な派手な「英雄譚」には終わらず、視点を西へ南へ仏教へと広げ、独特の切り口で、後漢末〜三国時代初が描かれてます。 ところで、日本人が...

【1992年頃】 高校生当時に始めて読んだときには、何か物足りなく思った物だったのだけれども、大人になって読み返したら、これが非常に面白い。 三国志的な派手な「英雄譚」には終わらず、視点を西へ南へ仏教へと広げ、独特の切り口で、後漢末〜三国時代初が描かれてます。 ところで、日本人が描いた三国志(とか中国もの)に共通して思うのは、感じる空気に、日本の時代劇にも似た湿気。 しかし陳さんの中国物から感じるのは、日本的とは違う何か…ドライさなんかも、「日本の日本たる」ものからでは感じられない雰囲気に満ちあふれている気がする。やはり、陳さんに流れる血によるものなんだろう。 こういう方が、日本で育ち、そして日本語で中国物を書いてくれるのは、本当にありがたいことだと思うのよ。 陳さんの文章は難しくなく丁寧で(それ故か一見あっさりした文・内容にみえるのだろうけれども、そんなことは全くなく)とても深いので、かみしめて味わいながら、是非。 ※自分が持ってるのは違う版ですが、これが一番新しい版の模様。

Posted byブクログ