閉ざされた記憶 の商品レビュー

ファーン・マイケルズ(著者),大嶌双恵(訳者)

１０歳の時に事故で記…

[文庫ＯＦＦ]

１０歳の時に事故で記憶の一部分を失った女性が、２０年ぶりに故郷へと戻り事故の真相と失った記憶を取り戻す物語です。ミステリーロマンスですが、ちょっとバランスが悪いかなという感じがする点は残念です。さらりと軽く読めます。

2010/04/27

図書館の本

ほんぽーとから借りてきたものを読了。

キャディは20年ぶりに故郷インディゴ・バレーに帰ってきた。そこは10歳の彼女が、部分的記憶喪失と以後3年間の療養生活を過ごすことになる事故に遭った場所でもある。その町には元映画スターの祖母が友人たちと大邸宅でくらしていた。幼なじみはそれぞれに立派な社会人として安定した暮らしを送っていた。キャディは祖母たちにそそのかされて幼なじみとデートをしたりしながら事故の真相を突き止め、空白の記憶を取り戻そうとする。

なんかミステリーとしては中途半端。
だいたいのアウトラインは最初に書いてあったから、そこまでして解明したいの？ってところで感情移入ができなくて。。。。。

あのあと犬同士の確執がきになる。
ローズとアグネスが着になる。

と、主人公に関係ないところが気になる。
そんな物語でした。

Late Bloomer by Fern Michaels

2009/10/04

Late Bloomer by Fern Michaels
ジェイン〜と同様この作品も２０年ぶりに故郷に戻ったヒロイン（キャディ）が事故（引越しの日、親に内緒で友達に別れを告げるため秘密の場所を訪れたキャディはそこで記憶を無くす大怪我を負い、一人のいじめっ子が亡くなった）の真相を突き止め幼少時代のトラウマから脱出する作品。そしてジェイン〜同様に魅力的な脇役（特に元映画スターの祖母）たち。面白くない訳がありません。ただ、ロマンス小説を楽しみたいという人には恋愛の導入部（再会と好感）でエンディングを迎えてしまうので肩透かしかもしれません。魅力的に成長した二人の幼なじみのうちキャディがどちらを選ぶのかを楽しんでください。

2009/10/04

。「その著作が全世界で６０００万部愛読されている。ロマンスの大御所、ついに登場！」と言う帯に引かれて読みました。なんだかロマンスが読みたい気分だったのです（笑）
ペンシルヴァニアの田舎町・インディゴバレーに、キャディは戻ってきた。２０年前、孤独だが活発な１０歳の少女キャディは森での恐ろしい事故の結果、数年間運動機能麻痺となり事故前後の記憶も失った。
彼女がたった一人愛した祖母と引き離され、その後の人生を自分に閉じこもって生きてきたキャディだが、その祖母ローラの世話をするため戻ってきたのだ。ローラはキャディに自分の過去の記憶を取り戻し、新しい生き方を探すよう薦める。森の中の事故の原因は？すべてが明らかになるとき、驚くべき真実が・・・・

こう書くとちょっとサスペンスタッチ？と言う期待もあるのだが、読んでみるとこれは完全なロマンス〜♪
何しろ、祖母のローラは、数回の結婚で有名な伝説の女優で大金持ち。祖母の家に着いた次の日には、ドレスメーカーがやってきてクローゼット一杯のドレスに靴に、そのほか色々！と言う有様。幼馴染の男の子たちは全員キャディにぞっこんだし、最後には女の子の欲しいものはみんな手に入れるこのオハナシ、もう何をかいわんや、である（笑）。
５００ページ足らずはあるこの本、電車の中でたちまち読めてそれなりに楽しめました。