阿部秀雄のきっと親子がしあわせになる「抱っこ法」 の商品レビュー
図書館で取り寄せてもらった。期限に追われ速読したが良かった。またゆっくりと読み返したい。子育て中に何度か繰り返して読むのも良いかもしれない。読書メモ未了なのでまた読む。
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子どもが本来の素敵な自分を発揮して、自分を律することができるようになるためには三つの心の層が必要だと筆者は書いている。 一つが『存在感』自分は大切にされている。訴えをちゃんと聞いてもらえている。愛情を受け取っているという心。次に『治癒力』鬱積した気持ちを発散させずに溜め込んでいるとマグマのようにどこかで噴火してしまいます。そのためにはお母さんに話を聞いてもらうといった治癒が必要だということです。 最後に『自制心』自分の意見を主張することも大切ですが、時には自分の行動を抑制することも必要ということ。 これらの三つの心の層を育むための親子関係を『しあわせ成長システム』と呼んでいる。しかし存在感・治癒力・自制心という三つの子心を育てるためには、親が親心を立てなければいけないという。 その親心の一つは『慈しみの親心』それはただ子どもを可愛がる、愛する、抱きしめるといった親心。二つ目は『悲しみの親心』、子どもが泣いたり、未練心に苦しんでいる時に共感して、「ヨシヨシ」とあやす親心。三つ目は『厳しさの親心』、それは子どもに言いなりになるわけではなく、しっかり悲しみの親心で共感してから、「でもこれはこうしないといけないんだよ」と理解を求めて導く親心。 そしてこれら親心が。慈しみの親御→存在感。悲しみの親心→治癒力。厳しさの親心→自制心という風に対応し、育んで行くことが子どもが本来の自分を発揮するために必要な『しあわせ成長システム』だという。
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2004年9月末発行の阿部秀雄の本です。著者が抱っこ法を日本に初めて紹介してから20年経ちました。子育ては本来素朴で楽しいはずなのに、今ではとても複雑で困難になっています。それはなぜだろう、どうしたらいいのだろう、とずっと追求してきて、たどりついたのが「しあわせ成長システム」。癒...
2004年9月末発行の阿部秀雄の本です。著者が抱っこ法を日本に初めて紹介してから20年経ちました。子育ては本来素朴で楽しいはずなのに、今ではとても複雑で困難になっています。それはなぜだろう、どうしたらいいのだろう、とずっと追求してきて、たどりついたのが「しあわせ成長システム」。癒しの子育ての全体像を明らかにしようとしています。これまた、最初に読むか、ほかの本を先にして仕上げに読むか、お勧めするのに迷うところ。
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勉強中の抱っこ法。 講座ではテキストとしても使われています。 子どもの困った行動の裏にある本音。 子ども自身の可能性を信じること。 抱きしめること。肯定すること。 いつも子どもは「嫌われたくない・親を助けたい」と思っているのだなぁと。 育児につまずいた時、よく読み返しています。...
勉強中の抱っこ法。 講座ではテキストとしても使われています。 子どもの困った行動の裏にある本音。 子ども自身の可能性を信じること。 抱きしめること。肯定すること。 いつも子どもは「嫌われたくない・親を助けたい」と思っているのだなぁと。 育児につまずいた時、よく読み返しています。 読むと子どもを抱きしめたくなります。 が、書かれてる実践が1人だとやれないものもあったり、 講座で先生から噛み砕いて教えてもらって ようやく納得したところもあります。
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