永六輔・畠のラジオ の商品レビュー
永六輔の「農」の話。旅して、得た豊な情報と、福井県の「おけら牧場」の山崎一之さんから学んだ世界史の中の食べ物。ごった煮風の面白さの中で、食い物が大事を痛感できるすぐれもの。 「いただきます」ではなく、「あなたの命をわたくしの命にさせていただきます」といって食べるという永さんの生活...
永六輔の「農」の話。旅して、得た豊な情報と、福井県の「おけら牧場」の山崎一之さんから学んだ世界史の中の食べ物。ごった煮風の面白さの中で、食い物が大事を痛感できるすぐれもの。 「いただきます」ではなく、「あなたの命をわたくしの命にさせていただきます」といって食べるという永さんの生活をおすそ分けさせてもらえます。
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「これを読むと、新しい発見があるかもよ」ということで、読んでみた。私は、これもあれもみんな農業だという言葉に励まされました。日本の農業従事者の平均年齢は今は68才だと聞きました。そんな危機的な状況の中、農業にあこがれつつも今の自分の仕事に追われている自分は情けないと思っていました...
「これを読むと、新しい発見があるかもよ」ということで、読んでみた。私は、これもあれもみんな農業だという言葉に励まされました。日本の農業従事者の平均年齢は今は68才だと聞きました。そんな危機的な状況の中、農業にあこがれつつも今の自分の仕事に追われている自分は情けないと思っていましたが、日々の生活の中で永六輔さん風に考えると、私もちゃんと農業をしているなと思って、少し元気になりました。また、奈良から京都に都を移した理由が公害だったなんて、知らなかったので、鳥肌が立ちました。
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