太閤暗殺 の商品レビュー
日本ミステリー文学大…
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。歴史ミステリの佳品です。
文庫OFF
最後まで読んでから「そういえばミステリ仕立てだっけ」と思い出したのは内緒だ。 弛みのない良作、と思う。 一気に読みきったのは久しぶり。 三成が爽やかに容赦なくて惚れ惚れした。 これくらい突き抜けてこそ、へいくわいもの。 クライマックスでの左近無双には吹かざるを得ない。
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関白の座を巡って勃発した、秀吉側近 石田三成・前田玄以VS秀次側近 木村重茲・盗賊頭 石川五右衛門の激しいバトルが最後まで止まりません。 ハイスピードな展開かつ読みやすいので、一気読みしてもそんなに時間かからないかも。 岡田氏お得意の「だれが敵で誰が味方かわからない」展開が最後ま...
関白の座を巡って勃発した、秀吉側近 石田三成・前田玄以VS秀次側近 木村重茲・盗賊頭 石川五右衛門の激しいバトルが最後まで止まりません。 ハイスピードな展開かつ読みやすいので、一気読みしてもそんなに時間かからないかも。 岡田氏お得意の「だれが敵で誰が味方かわからない」展開が最後まで面白い。 あと、三成のお約束:してやったり顔の直後に「アーッ!」 がこの作品でも愉しめます。 玄以が頑張ってるお話。 秀吉好き・木村好きには堪らない一冊。
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ようやく授かった我が子・お拾にすべてを譲り渡したい…太閤秀吉は、実の甥である関白秀次を疎ましく思い始めていた。危機感を抱いた秀次の側近・木村常陸介は、大盗賊・石川五右衛門に太閤の暗殺を依頼した!迎え撃つ石田三成と前田玄以の秘策とは?本格時代小説にして本格ミステリー。戦慄のラストに...
ようやく授かった我が子・お拾にすべてを譲り渡したい…太閤秀吉は、実の甥である関白秀次を疎ましく思い始めていた。危機感を抱いた秀次の側近・木村常陸介は、大盗賊・石川五右衛門に太閤の暗殺を依頼した!迎え撃つ石田三成と前田玄以の秘策とは?本格時代小説にして本格ミステリー。戦慄のラストに驚愕必至の、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 2010.4.21読了
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太閤の命を巡って争う、木村さん&石川さんvs前田さん&石田さん、というタッグバトルでした。 連携なんてあってないようなものですが、構図的には合っているはず。 人間関係が複雑なので(フリーダムな人が多い)、ちょっと最後の方はお腹一杯気味でした。 俺も裏切ってました☆←はいはい乙、と...
太閤の命を巡って争う、木村さん&石川さんvs前田さん&石田さん、というタッグバトルでした。 連携なんてあってないようなものですが、構図的には合っているはず。 人間関係が複雑なので(フリーダムな人が多い)、ちょっと最後の方はお腹一杯気味でした。 俺も裏切ってました☆←はいはい乙、というか……。そんなに連発されても……。 木村さんが切ない…。 秀次は謝るべき。太閤にビビるのは分かりますけど、あまりにもヘタレですよね…。 吹けば飛ぶようなメンタル。ストレスに負けまくり。 ちょ、隠居させて上げて。もうLP0っしょ。寧ろオーバーキルされ気味でしょ。 そんな秀次を担ぐのも、全ては幸せ家族計画の為な木村さん。 乗り掛かった船? 仕え尽くすしかない道に自らを追い込むM精神は分かるような分からないような。 しかし正直な話、秀次の暴走の一遠因は木村さんなので、あまり擁護は出来ないですよね。 それが余計切ない。 前田さんが結構好きです。 ちゃんと仕事してますよね。偉い。地道に調査する模様が良い。 石田さんの決断力が冴えまくってますね。 怪しいと思ったら即逮捕。特異な行動力に脱帽。 石川さんの過酷な生涯にびっくり。 濃い半生ですね。色んな要素盛り盛り。これは盗賊になっても不思議ではない仕様。 まとめると、太閤自重ww
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秀次側近の木村常陸介雇う石川五右衛門対前田玄以(と石田三成)です。ジャンルはミステリーです。面白かったです。
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実子の誕生をきっかけに太閤秀吉は甥の関白秀次が疎ましくなる。 危機感を抱いた秀次の側近、木村常陸介は太閤暗殺を計画。 請け負ったのは大盗賊・石川五右衛門だった―。 時代小説というよりは謀略アクションと言うべき内容。 チャンバラが一切なく銃弾が飛び交い爆薬が炸裂する活劇...
実子の誕生をきっかけに太閤秀吉は甥の関白秀次が疎ましくなる。 危機感を抱いた秀次の側近、木村常陸介は太閤暗殺を計画。 請け負ったのは大盗賊・石川五右衛門だった―。 時代小説というよりは謀略アクションと言うべき内容。 チャンバラが一切なく銃弾が飛び交い爆薬が炸裂する活劇場面、 大胆不敵に行動する五右衛門に対し謀略の限りを尽くして迎え撃つ 石田三成との知力戦、さらには密室トリックまで盛込んだモダンな感覚は 戦国時代のお話なのに海外ミステリーを読んでるような印象を受ける。 スピード感溢れる小説で、二転三転する伏見城のクライマックスまで一気読み。 クールで無駄がなさすぎのせいか、ちょっと人物の印象が弱い感じもするので この作者はもっと分量の長い大作を読んでみたいところ。
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