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西表島の巨大なマメと不思議な歌 の商品レビュー

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2020/07/14
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オバァは神女。ツカサ。 沖縄では神職には女性がつく。 最高位はキコエオオギミ(聞得大君) 古くは、王妃よりも位が上だった 沖縄には神社ではなく御嶽(うたきorウガン)がある。 沖縄・西表島の祭りの話が1番よかった。 ひそやかに伝えられていたものが、静かに消えていくことに悲しみを覚える。 「ハネヲツクコマメ」 →「ツクコマメ」 →「チコホマメ」 海洋島の植物の不思議 海流散布型のマメ →たまに海流散布には向かないカナヅチのマメの中にも、浮くマメがある。 ジュズダマ、食べられる。 →ハトムギに改良されている 沖縄、かつては水田で稲作をしていた。63年の大干ばつ以降、サトウキビ畑になった。 巨大シジミ→キーゾ →ノコギリガザミとの戦いの歴史 昔、イリオモテヤマネコは住民の食料だった。  →ヤマネコを食べると光る(ネコを捕りすぎないための言い伝え) マラリア撲滅のためにカダヤシを導入。 田んぼは稲作だけでなく、魚取りの場としても重要。 アブタ→カエル  「井戸端のカエルの歌」 カーヌパタツァヌアブタマ パニバムイ トゥブゥケ 井戸端のカエルが 羽が生えて飛ぶようになるまで バガケラヌイヌチ シマトゥトゥミ アラショーリ 我らの生命はシマとともにあらせてください。 →本とは祭りのときにしか、歌ってはいけない。 「種子取祭」

Posted byブクログ

2015/04/23

ゲッチョこと盛口先生の西表島でのお話し。 西表島のマメに興味を持った、きっかけから、実際に島へ行った話、そして文化との触れ合いまで。 興味深く観察したマメや、西表島の文化が垣間見える。 読みやすく書かれており、ゲッチョの語り口から、西表島の世界に惹きこまれていく。 マメの名前は、...

ゲッチョこと盛口先生の西表島でのお話し。 西表島のマメに興味を持った、きっかけから、実際に島へ行った話、そして文化との触れ合いまで。 興味深く観察したマメや、西表島の文化が垣間見える。 読みやすく書かれており、ゲッチョの語り口から、西表島の世界に惹きこまれていく。 マメの名前は、島での呼び名と和名が併記されているので、わかりやすいように配慮されている。 随所にフィールドワークで書き溜めた、スケッチが素敵

Posted byブクログ