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不運な女神 の商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    8

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2023/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編だったらしい。 でも登場人物が繋がっているから短編と言えないのか? 「不運な女神」が一番いいなぁ~。 祐子とマユミの女同士のこの距離感からの最後の締めが良かったな。 「ドール・ハルス」もまた良かった。まさに不運。結婚してみなきゃわからないこともある。それぞれの価値感で大事にしたいものが大きく違えば、続けるのも難しいだろう。 P163 聡美はまだ混乱の中にいる。混乱は時折、人をとげとげしくそして脆くさせるものだ。 そう思う母は強いし優しい。言われたそのままの言葉を受け止めるだけではそう思えないだろう。近しい人だからこそ見えないような気がするが、近しい人だからこそ理解したいものだ。

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2018/04/11

「いいことの数は決まっていて、誰かが余計に手にすれば、誰かがあぶれる」。駆落ちした相手に逃げられたり、死んだ夫の連れ子と姑に手を焼かされたり…。とことん男運に恵まれないヒロインたちが、恋に翻弄され、揺れ動きながらも、何かをつかみとっていく姿を描く。情感あふれる八つの恋愛短篇。

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2017/03/29

男に恵まれない、不運な女性たちの短編集。 どの話も、含みのある終わり方でスッキリとしていません。出てくる主人公がひたすら男の見る目がなくてイライラしてきます(笑)恋は盲目とは言うけれど。 個人的には半分の本数で、もう少し一つ一つの話を長めに見たかったかなと。あまり好きになれないも...

男に恵まれない、不運な女性たちの短編集。 どの話も、含みのある終わり方でスッキリとしていません。出てくる主人公がひたすら男の見る目がなくてイライラしてきます(笑)恋は盲目とは言うけれど。 個人的には半分の本数で、もう少し一つ一つの話を長めに見たかったかなと。あまり好きになれないものもあったので。

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2013/03/16

さまざま夫婦がでてくる、 その夫婦はお隣に住んでいたり 会社の知り合いだったり。 みんな、それぞれに悩み事をかかえてる。 そんなお話でした。

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2012/04/09

切ない短編集。自分が普通に過ごしている何気ない日々が幸せなのだと感じた。そして、そんな幸せな日々を作ってくれた両親に感謝したい。

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2011/10/07

・道連れの女 ・不運な女神 ・凪の情景 ・枇杷 ・ドール・ハウス ・桜舞 ・帰省 ・彼方より遠く

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2011/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。脇役が次の話の主人公になってどんどん続いていって面白かった。 「ドールハウス」:自分が母親にぶつけたひどい言葉と重なって泣いた。 必死に育ててくれたことが分からなかった、ごめんなさい。

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2010/06/30

最近不幸な女をネタにした作品ばかり読んでいたので、ちょっぴり飽きてしまった。登場人物がリンクしている設定は面白かった。でも、最後の2つのストーリーが共に犯罪に走っちゃったのが残念。

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2010/02/25

短編なのでとても読みやすく、内容によって好き嫌いもありました。やはり悲しい終わり方は辛いです。読み終わってホッと出来るものが好き。果てしない絶望感に襲われるものを読むと自分はそんな人生を歩まなくて良かったと思う反面、どうしようもない無力感を味わい、しばらく落ち込んでしまいます。 ...

短編なのでとても読みやすく、内容によって好き嫌いもありました。やはり悲しい終わり方は辛いです。読み終わってホッと出来るものが好き。果てしない絶望感に襲われるものを読むと自分はそんな人生を歩まなくて良かったと思う反面、どうしようもない無力感を味わい、しばらく落ち込んでしまいます。 そんな中で私が好きだったのは「枇杷」と「帰省」です。どちらも最後は涙が滲んできました。人の優しさが心に染みます。それだけ私が寂しいのかもしれないな。

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2009/10/04

収録作品 「道連れの犬」 「不運な女神」 「凪の情景」 「枇杷」 「ドールハウス」 「桜舞」 「帰省」 「彼方より遠く」 以下、ネタバレ。 「道連れの犬」  ほかの女と駆け落ちした男を、かつて愛犬・ニキと照らし合わせる頼子。  「ニキは安心したんだよ」  「もう、ニキが...

収録作品 「道連れの犬」 「不運な女神」 「凪の情景」 「枇杷」 「ドールハウス」 「桜舞」 「帰省」 「彼方より遠く」 以下、ネタバレ。 「道連れの犬」  ほかの女と駆け落ちした男を、かつて愛犬・ニキと照らし合わせる頼子。  「ニキは安心したんだよ」  「もう、ニキがいなくても、頼子はちゃんとひとりでどこにでも行けるようになったからね。自分がいなくても大丈夫、もう役目は済んだんだって、そう思ったからニキは出て行ったんだよ」  「死んじゃいないさ。前の頼子のように、ひとりではどこにも行けない女の子のところに行っただけさ。そうして、今度はそのこと一緒に歩いてあげるんだよ、ひとりで出掛けられるようになるまで」   「不運な女神」  亡き夫の連れ子と姑の三人で暮らす裕子。  悶々とした日々の中、店の上客から結婚しないかと持ちかけられる。  そしてタイミングよく、離婚した元妻が我が子を引き取りたいと申し出てきた。 「凪の情景」  義弟。  不覚にも泣いてしまった。 「枇杷」  毎年欠かさずに枇杷を送ってくれていた夫の叔母の正体が、離婚した元妻ということを知ってしまった佳奈子。  夫と偽って、元妻にお礼状を書く。 「ドールハウス」  男運に恵まれない三世代。 「桜舞」  元夫と、夫を奪い取った女、2人の間の子供。嫉妬。逆上。 「帰省」  目の具合の悪い母の様子を見に、久しぶりに帰省した娘。 「彼方より遠く」  幼いころから「愚図」と虐げられてきた主婦・由紀江。  初めて自分を認めてくれた男と逃げてきたが、結局男に裏切られてしまう。 550

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