ニーベルングの指環(上) の商品レビュー
ワーグナー 「 ニーベルングの指環 」 *いわくつきの黄金の指環をめぐる神話 *神々と人間とニーベルングたちの愚かで悲しい物語 ニーベルングの指環 *ゲルマンの神話世界の幻想的で崇高な雰囲気を舞台で表現 *指環を作って、愛や人間の精神を失った小人などを否定 あらすじ 序.ライ...
ワーグナー 「 ニーベルングの指環 」 *いわくつきの黄金の指環をめぐる神話 *神々と人間とニーベルングたちの愚かで悲しい物語 ニーベルングの指環 *ゲルマンの神話世界の幻想的で崇高な雰囲気を舞台で表現 *指環を作って、愛や人間の精神を失った小人などを否定 あらすじ 序.ラインの黄金 *ローゲ(火の神) ストーリーテラー *アルベリヒ=ニーベルング→愛を断念した者だけが世界をわが者する指環を得る→指環=黄金、権力 *ヴォータン=神々の長〜不幸をもたらす指環を手放す *ヴォータンの妻の妹フレイア=神々の若さを保つリンゴを育てる唯一の神 *ファフナーが指環を手に入れる 1.ワルキューレ=ヴォータンとエルダの娘たち *ヴォータンと人間の双子の子供(ジークムント、ジークリンデ) *ワルキューレのブリュンヒルデが父ヴォータンを裏切る→神々の世界から追放 2.ジークフリート=ジークムント、ジークリンデの子 *竜となったファフナー→ジークフリートに殺される→ジークフリートが指環を手に入れる *ジークフリートがブリュンヒルデと結婚する→ ブリュンヒルデが指環を手に入れる 3.神々の黄昏 *アルベリヒの子ハーゲン(ニーベルング)の策略で ジークフリートが騙され、ハーゲンの異父兄グンターとブリュンヒルデが結婚、ジークフリートと異父妹グートルーネが結婚 *ハーゲンがジークフリートを殺す→ ブリュンヒルデが指環とともに火の中へ→ラインの乙女に指環が戻る 目標は オペラ「 ニーベルングの指環 」をDVDで見ること。まずは ワーグナー 特集本、漫画、挿絵集( アーサーラッカム の世界) から読んでみた。次はオーケストラCDを聞く。ワーグナーの芸術観、ニーベルングの指環 のあらすじや幻想的世界は 理解した。 神々の王ヴォータンの横暴は 王政の横暴にも読めるし 火の神が全て燃え尽くす最後は 終末論や革命論にも読めるし 繰り返される権力の盛衰、神対人間、民族対立の歴史にも読める ワーグナーの芸術観 *ワーグナー=文学、思想、演劇、音楽を一人で統合しようとした総合芸術家 *ワーグナーのオペラ=人間とは、風土とは、伝統とは、家族とは、宗教とは の答えがある *ワーグナーが目指した世界=職人たちが共同体のなかで物を分かち合うようなフォルクの世界
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あずみ椋版「指環」。絵柄は少女漫画。忠実なワグナー脚本に加え、オペラ演出などを上手く取り入れている。「指環」の漫画版としては手堅い作品。
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