1,800円以上の注文で送料無料

謎物語 の商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/03/09

読んだ本の楽しさと、面白さ。 それを伝えてくれる1冊ではありますが 推理物の話になると…ネタばれ含み、です。 語られている推理物は読まないので そのまま読み進めました。 ばらされても大丈夫、という人は 後で困る事はないです。 多分、ここがいい、あそこがいい、と評価する内容なの...

読んだ本の楽しさと、面白さ。 それを伝えてくれる1冊ではありますが 推理物の話になると…ネタばれ含み、です。 語られている推理物は読まないので そのまま読み進めました。 ばらされても大丈夫、という人は 後で困る事はないです。 多分、ここがいい、あそこがいい、と評価する内容なのでしょうが この本面白そう…と思ってしまう、困った状態に。 しかし外国推理物は読まないので、あらすじだけで満腹です。 巻末には語られた本が、あいうえお順に並んでいて それを見るだけでも、かなりあるな、と感心します。

Posted byブクログ

2021/02/20

私はあまりエッセイは読まないけど、よんでよかったと思う。 かねがね、好きなタイプの女性は、北村薫の書く「わたし」といっているんだが、(それだけに、北村薫がおっちゃんだとわかった時はショックだった)その良い「わたし」を書けるその一端が見えたような気がする。 校庭で遊んでて、「動詞が...

私はあまりエッセイは読まないけど、よんでよかったと思う。 かねがね、好きなタイプの女性は、北村薫の書く「わたし」といっているんだが、(それだけに、北村薫がおっちゃんだとわかった時はショックだった)その良い「わたし」を書けるその一端が見えたような気がする。 校庭で遊んでて、「動詞が活用する」ことに感動した小学生なんて・・・・(笑) 「トリックと先例」のくだりは、いろんな意味で参考になった。

Posted byブクログ

2010/08/28

 一見気楽に読める、でも実はものすごく硬派な本格ミステリに関するうんちくエッセイ。取り上げられている本が、半数既読半数未読という僕自身のバランスのためか、いい感じで本文が引用されている作者の構成のセンスのためか、語られている論の意外な程のまっとうさのためか、とっても興味深く、楽し...

 一見気楽に読める、でも実はものすごく硬派な本格ミステリに関するうんちくエッセイ。取り上げられている本が、半数既読半数未読という僕自身のバランスのためか、いい感じで本文が引用されている作者の構成のセンスのためか、語られている論の意外な程のまっとうさのためか、とっても興味深く、楽しいエッセイであった。  それ以上に心に響いてきたのは、何かを本当に好きになるって言うのは、すごく幸せなことなんだなってこと。こんなすてきな本を書けるくらい、何かを好きになってしまう自分で痛いなって思った。 2005/5/12

Posted byブクログ

2009/10/07

引用されている文の素晴らしさに気がつけないたびに、自分の読解力不足を見せ付けられる本でした。つらい。

Posted byブクログ

2009/10/04

落語好きで読書好き、しかも大のミステリマニアという北村薫が、ミステリの魅力についてとことん語ったエッセイです。紹介の仕方が上手い。しかもすごく魅力的な作品ばかりに見えてくる。好きな話を挙げていってるのがよくわかる1冊です。

Posted byブクログ

2009/10/04

出だしのミッキーとプルートの下克上で、がっちりハートを掴まれました。エッセイってあまり読まないのですが、これは面白い。題材がミステリのせいもあるかもしれませんが。ミステリ好きはもちろん、物語を書こうという人にもオススメ。

Posted byブクログ

2009/10/04

北村薫氏の初エッセイ。ミステリ作家である氏の謎に対する深い愛情を感じることができる作品。北村さんの清潔で優しい文章はいつもほっとさせてくれます。

Posted byブクログ