日本の魚 の商品レビュー
日本の魚はどのように…
日本の魚はどのように進化してきたのか。探っていく。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] キンメダイはタイと名がついてもタイ科の魚ではなく、むしろギンメダイに近い。 また、コバンザメやチョウザメは、サメといってもサメの仲間ではない。 四億年前に誕生した魚類は多様な進化を遂げた。食用・観賞用としてなじみ深い魚もいれば、新発見の魚もいる。 本書は、メダカとトビウオ、フグとマンボウのように、一見かけ離れていても実は非常に近縁な魚を対比し、かたちや生態を解説する。 これであなたも魚博士に。 [ 目次 ] ナメクジウオと魚類の祖先―脊椎動物のパイオニアたち ヤツメウナギと甲胄魚―顎のない魚たち ネコザメとプテュコードゥス―サザエ割り、アンモナイト割り ラブカとカグラザメ―深海に棲む幻のサメ ホオジロザメとカルカロドン・メガロドン―天狗の爪の正体 ジンベエザメとウバザメとメガマウス―世界最大の魚 ノコギリザメとノコギリエイ―水底でふりまわすのこぎり シーラカンスとハイギョ―生きている化石 チョウザメとポリュプテルス―硬骨魚類の祖先 アミアとガーと硬鱗魚―古代魚の生き残り〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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章ごとに2種ずつ魚を挙げ、それぞれを対比させながら、その系統類縁関係や進化の歴史を解説した本―と、一見難しそうに思えるが、大変読みやすい本である。勉強になった。
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