ビッグボーナス の商品レビュー

ハセベバクシンオー(著者)

2024/08/16

タイトルは「ビッグボーナス」だし著者は「バクシンオー」だし、ギャンブル絡みの一発逆転つうかい劇かと思いきや、まさかの展開に戸惑ってしまった。

そうだった。これミステリーだった。
→第二回「このミス大賞」優秀賞

2017/02/12

第２回　このミステリーがすごい！大賞　優秀賞受賞

　あえて内容は言いませんが、パチスロを打つ友達で、普段本を全く読まない人でも、この作品はサクサク読めると評判です。激アツですよ！
　個人的には１０点満点だけど、パチスロに全く興味のない方が読むと、どんな感想になるのかはちょっと想像がつかなかった。

2015/10/14

パチスロメーカー「ダッシュ電子」勤務から、「トリプルセブン」という攻略法を売る会社に転職した東。

頭の悪いギャンブル狂たちに、
嘘の攻略法を高額で売りつける日々に辟易しながらも酔いしれていた。

そんなときにダッシュ電子開発のパチスロ機の攻略法を、ライバル会社「東栄企画」が握っていることを知り
そこから始まった歯車の狂いと戦い。

ダッシュ電子の元同僚が東栄企画にネタを売ってしまい
東栄企画の宇佐美がつけあがり、ダッシュ電子ごと乗っ取ろうとしていた。
ダッシュ電子の上司黒岩は、トリプルセブンをたたむつもりでエージェントに愛人沙織を使ったけれど
東に防衛された。

黒岩とエージェント島津はなんでトリプルセブンたたむの途中で辞めたの？？？？

エンターテイメント性が強い。
ギャンブル狂たちとの電話のやり取りが面白い。
最後の銃撃戦はVシネのようだった。
って解説と同じ！)^o^(

2014/06/10

パチスロ攻略法会社をめぐる、ハードボイルドテイストのミステリー。
巻末の選評にも書いてあったけど、用語説明とかこの業界にいないとわからないことは多いんだなぁと思いました。
業界人たる私（偉そうに)は面白く読ませていただきました。
ミステリーの評価としては、どんどん話を盛り上げていって、こりゃ面白いなぁと思う一方で、「残りのページでちゃんとまとまるの！？」と思っていたら、案の定強引というか予定調和にまとまめた感じがしたのが残念。

2012/03/18

第２回『このミステリーがすごい』大賞で大賞を争った「パーフェクト・プラン」の選考者の批評？を見て読みたくなりました。

個人的にはこちらの方が好きかも？
一気に読み切りました。

2011/11/29

このミスシリーズ。パチスロの攻略法を販売する主人公が実はその設立に関わったメンバーやヤクザも含めてトラブルに巻き込まれていく話。

面白いし、話がポンポンとテンポよく進んでいくので、あっという間に読める。

またこの人の他の小説も読んでみよう!!

2011/05/29

第2回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。軽く読めるアンダーグラウンドなエンタテインメント。

2010/11/30

●こういった業界や騙される人をコミカルに描くものは面白く読めるが、いい趣味ではないと自分でも思う。
●後半の金の受け渡しでの東のノープランさや、登場人物の背景などは薄っぺらく、興ざめした。
●ミステリとしては評価に値しないレベルだと思う。このミステリーがすごい！優秀賞というのはいかがなものか。

☆きっかけは文学賞メッタ斬りで取り上げられていたこと。

読了日：2010/11/30

2009/12/06

コレの前に読んだ探偵のが面白かったんで借りてみたんだけど・・・
うーん。こっちはいまいち
「このミステリーがすごい」大賞の優秀作とった作品らしいんだけどね。
まず、テーマがパチスロ
これが駄目。やったことないから、さっぱりわかんない^_^;
ただ、裏ＲＯＭとか、攻略情報とか
「へえ～～そんなのあるんだ」って驚きはあったけどね

2009/10/04

業界用語はさっぱりわからんけど、中盤までの軽いノリと、ラストに突っ走る勢いの中でのいきなりヘビーな展開にえーちょっと待ってよそれあたしのシュミじゃないんだけどみたいな。おもしろかったしラストも嫌いじゃないけど、女をいたぶる描写はちょっと勘弁だわ。