物語論 の商品レビュー
魔法昔話や小説をはじ…
魔法昔話や小説をはじめ、新聞記事、広告、映画、漫画、子どもの作文まで…さまざまな物語を、科学的に分析する。ウラジミール・プロップが起源となり、ロラン・バルトを経てウンベルト・エーコに継承される「知的読解術」の実例を紹介し、作家をめざす人にも役立つ、文芸評論のための基礎知識。
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[ 内容 ] 魔法昔話や小説をはじめ、新聞記事、広告、映画、漫画、子どもの作文まで…さまざまな物語を、科学的に分析する。 ウラジミール・プロップが起源となり、ロラン・バルトを経てウンベルト・エーコに継承される「知的読解術」の実例を紹介し、作家をめざす人にも役立つ、文芸評論のための基礎知識。 [ 目次 ] 序 プロップ以降の物語論 第1章 物語とは何か 第2章 フォルマリスムの遺産 第3章 語りの秩序と休止 第4章 物語の記号論 第5章 テクストの構造と物語の言表作用 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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斜め読み。 内容は、物語を、意味/概念(もしくは役割、活動)レベルで要素に分解して、構造を分析する議論や研究の取り組み紹介かな。 訳者によると、物語論は、学派がしっかりあり、科学的なアプローチとのことだが、どうにもそうは感じられなかった。 他の同分野の研究に比べればという話や...
斜め読み。 内容は、物語を、意味/概念(もしくは役割、活動)レベルで要素に分解して、構造を分析する議論や研究の取り組み紹介かな。 訳者によると、物語論は、学派がしっかりあり、科学的なアプローチとのことだが、どうにもそうは感じられなかった。 他の同分野の研究に比べればという話やも知れないが(科学っぽいとは感じたが) とはいえ、物語の構造は、”科学?”に入るかはわからないが、ノウハウや、ベストプラクティス的なものは存在すると考えるので、目的をはっきりさせれば、魅力的な取り組みかもしれない。
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