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さよならソクラテス の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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ほしかったこの本、文…

ほしかったこの本、文庫OFFさんで入手。なかなかリアルBOOK OFFさんで発見できなかったので嬉しさもひとしお。最近は本は池田先生と小林先生だけでいい!という位入れ込んでます。皆様もぜひ!しょうもない世間があほらしくなって、本当に生きるとは、ということが僕のようなぼんくらをもち...

ほしかったこの本、文庫OFFさんで入手。なかなかリアルBOOK OFFさんで発見できなかったので嬉しさもひとしお。最近は本は池田先生と小林先生だけでいい!という位入れ込んでます。皆様もぜひ!しょうもない世間があほらしくなって、本当に生きるとは、ということが僕のようなぼんくらをもちょっとわかったような気にさせてくれる本です。

文庫OFF

辛口の哲学エッセイで…

辛口の哲学エッセイで定評のある著者の、好評シリーズ最終巻。人間の、社会の抱く固定観念を心地好く破壊してくれます。

文庫OFF

2018/07/02

シリーズ最終巻。 雑誌連載時に編集者からあたえられた「どっこい哲学は金になる」というタイトルに、著者はかなり葛藤を感じていたらしく、そのことが生々しくソクラテスとクサンティッペの会話のなかで語られています。 編集者は「このタイトルによって、あなたは一段と成長します」と著者に告...

シリーズ最終巻。 雑誌連載時に編集者からあたえられた「どっこい哲学は金になる」というタイトルに、著者はかなり葛藤を感じていたらしく、そのことが生々しくソクラテスとクサンティッペの会話のなかで語られています。 編集者は「このタイトルによって、あなたは一段と成長します」と著者に告げたとのことで、じっさい著者があまりにもあっけなく切り捨てていたものを、あらためて吟味しなおし、再度切り捨てていくという作業が本書においてなされており、なるほど著者自身の成長に有益だったことはよく理解できるように思います。ただし、その成長のプロセスをそのまま伝えることが、読者にとっておもしろいかどうかといえば、それは別の問題ではないかという気がします。

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2017/09/11

「善い行いをしないで損をしている人のことなんかほっときゃいい、関係ないんだから。哀れみこそすれ、怒る理由はない」 高級官僚の不祥事を話題にした章。 「自分に関係のないことを妬むのは、やはり自分に関係あると思っているからだ。何かが自分に似ていると思うからだ。ひょっとしたら自分も...

「善い行いをしないで損をしている人のことなんかほっときゃいい、関係ないんだから。哀れみこそすれ、怒る理由はない」 高級官僚の不祥事を話題にした章。 「自分に関係のないことを妬むのは、やはり自分に関係あると思っているからだ。何かが自分に似ていると思うからだ。ひょっとしたら自分もあのようにあることができるのに・・。こういうときに人は人を妬むのだ。」 連日、舛添都知事の公私混同問題が取り上げられているが、彼の品性に自分の似ているところを見出し、自分もそのような欲があるがしてないのに、彼がしていることに対する怒りがないか? 前作・前々作に続き、各テーマごとにソクラテスとテーマの関係者の対話、またはソクラテスと彼の妻のクサンチッペとの対話を読むことで、読んだ人にそのテーマについて考えさせる。

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2017/01/09

ソクラテスとその妻のクサンチッペとの対話形式により哲学が語られる内容で、堅苦しいイメージの哲学をより身近なものとして描いていて、わかりやすい。 また、世の中の課題を哲学的観点から架空の専門家との対話を通し語り、目から鱗の考え方、ヒント集。 このソクラテスシリーズは全3冊あるような...

ソクラテスとその妻のクサンチッペとの対話形式により哲学が語られる内容で、堅苦しいイメージの哲学をより身近なものとして描いていて、わかりやすい。 また、世の中の課題を哲学的観点から架空の専門家との対話を通し語り、目から鱗の考え方、ヒント集。 このソクラテスシリーズは全3冊あるようなのでおいおい読みたい。著者の池田晶子さんに非常に興味を持つ機会になった。

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2010/12/22

哲学には大学に入ってからものすごく興味があったんだけど、なんだかどこから入り込んだらいいのかわからなくて、授業ですすめられてた著者の本を読んでみました。 さーっと読んだ感想は、「あげあしとり」。 小さいころ母から「もう、人のあげあしばっかりとって!」と言われてたのを思い出しました...

哲学には大学に入ってからものすごく興味があったんだけど、なんだかどこから入り込んだらいいのかわからなくて、授業ですすめられてた著者の本を読んでみました。 さーっと読んだ感想は、「あげあしとり」。 小さいころ母から「もう、人のあげあしばっかりとって!」と言われてたのを思い出しました。 だから興味をそそられるのかもしれん。 これはまたじっくり読みたい。

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2010/05/26

ソクラテスシリーズの完結篇、だそうです。 帰ってきたソクラテスよりも、悪妻と名高いクサンチッペがたくさん登場します。 彼女は彼女で分かりやすく到達しており、別の共感を生む。 それにしても池田某はすごいね。 ソクラテスもクサンチッペもプラトンもそこに居るわけだが、 そのことでさ...

ソクラテスシリーズの完結篇、だそうです。 帰ってきたソクラテスよりも、悪妻と名高いクサンチッペがたくさん登場します。 彼女は彼女で分かりやすく到達しており、別の共感を生む。 それにしても池田某はすごいね。 ソクラテスもクサンチッペもプラトンもそこに居るわけだが、 そのことでさえ客体化して「書くとは?」「書き言葉としての私とは?」 人称にまで思索を巡らせ、対話法によって導いている。

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2012/10/14

津本さん所有 →10/05/23 キムさんレンタル →11/03/27返却(浦野預り) →11/06/11(竹谷預り)

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2010/04/03

池田氏の本のなかでは、このソクラテス三部作がいちばん好きです。対話である、ってとこがいいんでしょうね。池田哲学の入門書にして、真髄です。

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