シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック の商品レビュー
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読む前から感じていた嫌な予感…それは裏切られることなくドンピシャでした。 この発想は私はありだなーと思うのですが、これはダメな人はホント本ぶん投げたくなる展開なんじゃないかと。 ホームズらしさもありながら切り裂きジャックのおぞましい感じもよく出てて良かったと思うのですが、まぁ結末が読む前からわかっちゃうって点であまりハラハラ感がなかったかなとも思います。 こういう結末だったんだよと言いつつ、ワトソンのあの状態ではもしかしたらワトソンの方が幻覚を…?とも疑えて…。 俗に言う『信頼できない語り手』というやつですね。 とにもかくにもホームズの最後の言葉は切なかった。
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コナン・ドイルがシャーロック・ホームズ・シリーズに健筆を振るっていたのと ジャック・ザ・リッパーの出没が同じヴィクトリア朝時代だったことを踏まえた、 ホームズもののパスティーシュ。 ワトスンによって封印された事件記録が、半世紀後の1976年に繙かれた―― という設定で綴られた小説...
コナン・ドイルがシャーロック・ホームズ・シリーズに健筆を振るっていたのと ジャック・ザ・リッパーの出没が同じヴィクトリア朝時代だったことを踏まえた、 ホームズもののパスティーシュ。 ワトスンによって封印された事件記録が、半世紀後の1976年に繙かれた―― という設定で綴られた小説。 きっとこういう話なんだろうな~と想像したとおりだったので 意外性はなかったけど、鬼気迫る描写の連続が、しかも、 見事に「正典」の文体・雰囲気を模倣して綴られるので(これは翻訳家のお手柄でもある) なかなか面白かった。 予想どおり過ぎてつまらない、とか、逆に、なんだこの話はっ! と言って怒る人もいるだろうけど(笑)これはこれでアリなんじゃないかと。
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退屈を紛らわすためにコカインを多用するようになったシャーロック・ホームズの元にもたらされた依頼。レストレード警部が捜査に行き詰った「切り裂きジャック」事件。犯人の行動を予想するホームズ。とまらない事件。ホームズの語る宿敵モリアーティー教授の存在。消えたモリアーティー教授。ホームズと捜査に当たるワトスンが気がついた事実。
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うーん・・・大好きなホームズだけに、納得できない所も。 しかし、惹かれるタイトルだと思いませんか?
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