十二月のひまわり の商品レビュー
男と女の過去にまつわる話、登場人物が旅館経営に携わっていたり、熱海や小田原のあたりに住んだことがあったり、身内(の身内)に不幸があったり、、あえて似たような設定で物語を書き分けていたのか、どこかでそれぞれの話がつながるのではないかと思うほど共通点の多い短編集。「〜が記憶の扉を叩く...
男と女の過去にまつわる話、登場人物が旅館経営に携わっていたり、熱海や小田原のあたりに住んだことがあったり、身内(の身内)に不幸があったり、、あえて似たような設定で物語を書き分けていたのか、どこかでそれぞれの話がつながるのではないかと思うほど共通点の多い短編集。「〜が記憶の扉を叩く」といった同じ表現も何度も見られた。正直小説としては共感できるポイントが少なく楽しめなかったが、あっさりと少しの余韻を残す物語の締めくくり方は好みだった。
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2017.03.27 短編集。やはり、幸せな光景のない内容ばかり。でも白川道さんの作品は義理人情があるというのかなあ•••。それなりに次の展開が楽しみな作品でした。
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白川さんはなぜにこうセンチメンタルなんだろう。強面の大の男が誰もいない星空の下で、グッとこらえながら涙をぽろぽろ落とすような小説。この作品だけでなく白川さんの空気感が大好きです。
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好きな作家のひとり。 短編集で確かにそれぞれの話は短いが内容はぐっと自分にしみこむというかささるというか・・・ オススメです。
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タイトルと表紙だけ見て、甘い話だと思って借りてみたら 辛かった… ハードボイルド! バンバン撃ちます、死にます。みたいな。 続きが気になるんだよー
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短編5編とも、過去を持つ男が主役のちょっと安っぽいハードボイルド系かな!?出だしの「12月のひまわり」の主人公が鬼怒川出身で、今市の進学校(今高!?)出身と言うことで読んでみただけ…。
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あままり読まない系統の本でしたが、読みやすかった。ハードボイルドな感じで、潔い男が描かれていました。
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