ブローチ の商品レビュー

内田也哉子(著者),渡辺良重

2015/06/28

きれい。絵もきれいだし言葉もきれい。薄い紙に描かれてるからじゃなくて、なんとなく1ページ1ページ大切に、丁寧に読んでしまう。ちょっと疲れた時に読むと、なんとなく明日も頑張ろうと思える。なんとなく。感覚的に読む大人の絵本。

2015/02/19

♪説明

内田也哉子、初の書き下ろし物語

ページをめくるたび、胸がキュンとなる魔法の絵本

内田也哉子の独特な感性で表現されることばと、D-BROSデザイナー渡邉良重が描いた清楚で柔らかい絵。

ふたりの才能がひとつになって、永く読みつがれる、一冊の“絵物語”になりました！

薄紙に印刷されているので次のページが透ける仕掛けになっています。

女性の心を揺さぶる、新しい名作が誕生！

贈り物にもぴったりです。

♪感想

綺麗な仕掛け絵本かと思いきや・・

とてもとても考えさせられながら読みました。

因って自分の内面が見えてくる絵本です。

2014/06/22

トレーシングペーパーのような紙の絵本で、次のページの絵が透けて見えることで、不思議にストーリーがつながっていく。
美しく鮮やかな色使いの絵。
「足りないことを数えすぎて 満ちているいまを 忘れてしまわないように」という一文がとくに心に残った。
視覚で、感覚で読む、すばらしい絵本です。

2013/05/04

ちょっぴり空いた一人の時間にゆっくり本を開き、その宝石のような綺麗な絵と文に温かなものを感じながらページをめくっていきました。とても薄い紙に次の絵が透けていて本当に美しい絵本なのです。一言に近いたった一行の文がこんなにも力強く優しく温かいなんて…ハッとさせられました。薄紙が破けないように丁寧に愛しむようにめくっていくうちにモノを大切に扱うという当たり前のことを忘れていたことに気づきました。「BROOCH」…その意味は読む人ひとりひとりの胸に響き輝きます。(2005年読了)

2012/08/18

すーっと最初から最後まで読み抜ける感じ。

紙の質感や、絵の質感、言葉のチョイス、
それらが相まって独特の世界観をつくりだしていて
心地のよい絵本だった。

2012/05/27

キギ 渡邉良重さんの絵物語。透ける包装紙を使ってレイヤー上に重なるように設計していると紹介されてて、見つけて即買った

2012/03/31

透けるペラペラの紙（トレーシングペーパー）で描かれた絵本。
ものすごく綺麗です。
大切に大切にページをめくって読みました。
透けて絵になる。すばらしい大人の絵本です。

2012/03/29

以前友達が綺麗だと言っていて気になっていた絵本。
授業で初めて見てとても好きになって思わず買ってしまいました。

半透明のページからうっすらと次のページに描いてある絵が見えたり。
最後に綺麗なブローチが現れたり。
書かれている言葉は詩のようにぽつりぽつりとしていて、
読んでいて絵本の世界というか雰囲気に包みこまれる感じがします。

綺麗な気持ちになれる本。

2012/10/09

美しい大人の絵本ってかんじ。
飾っておいてたまにページをぱらぱらめくったりしたいかも。
まるで刺繍してあるみたいな絵。

2011/12/20

ページをめくるごとに

心がつかまれた。

かわいくて優しくてあったかい。
忙しくて頑張る女性が読んだら、
きっと感動して泣いてしまう

そんなステキな作品。