名将たちの指揮と戦略 の商品レビュー
マッカーサー米元帥、…
マッカーサー米元帥、クラウゼヴィッツ独少将、フリードリッヒ大王などの名将が残した言葉の中から、勝つために必要なリーダーシップのあり方を紹介。考えさせられる言葉が多い。
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第1章 戦いを支配するものは何か(戦場;戦闘) 第2章 精強な部隊を育成するために(団結・規律・士気;教育・訓練) 第3章 指揮の要諦とは何か(指揮システム;指揮の実行) 第4章 リーダーの資質とは(歴史をつくる人たち;識能と徳操) 著者:松村劭(1934-2010、大阪府、軍...
第1章 戦いを支配するものは何か(戦場;戦闘) 第2章 精強な部隊を育成するために(団結・規律・士気;教育・訓練) 第3章 指揮の要諦とは何か(指揮システム;指揮の実行) 第4章 リーダーの資質とは(歴史をつくる人たち;識能と徳操) 著者:松村劭(1934-2010、大阪府、軍事評論家)
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古今東西、古代から現代、有名もしくは無名な軍人の戦勝の秘訣だけでなく組織内での立ち振る舞いの名言をコンパクトにまとめた名作。 サラリーマンには、命と引き換えに業務を行う軍人の名言なんて関係ねぇよ!という人にも一読の価値ありです。 何故なら軍隊って、専門家集団である以前に組織ですよ...
古今東西、古代から現代、有名もしくは無名な軍人の戦勝の秘訣だけでなく組織内での立ち振る舞いの名言をコンパクトにまとめた名作。 サラリーマンには、命と引き換えに業務を行う軍人の名言なんて関係ねぇよ!という人にも一読の価値ありです。 何故なら軍隊って、専門家集団である以前に組織ですよね。会社員とは決して無縁でないと思います。 ・無理難題の組織運営 ・部下に任せる恐怖の均衡を保たせるリーダーシップ ・慎重以上に慎重を求められるの作戦計画 など組織にいる限り必須知識が満載です。 何度、読み返しても、いい内容で新書サイズなこの作品は、外せない。
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戦いは、法の及ばない理外の理が支配する空間。 そこで大切なのは、指揮官が自分に合った戦い方をすることだという。 また指揮官によって戦の勝敗はほぼ決まる。 そんな中で名将たちがとってきた指揮と戦略が学べて面白い。 でも今日は時間ないし、自分用メモをそのまま書いて終わり! まあつま...
戦いは、法の及ばない理外の理が支配する空間。 そこで大切なのは、指揮官が自分に合った戦い方をすることだという。 また指揮官によって戦の勝敗はほぼ決まる。 そんな中で名将たちがとってきた指揮と戦略が学べて面白い。 でも今日は時間ないし、自分用メモをそのまま書いて終わり! まあつまり、国際関係なんてそんなもんなんだから、政治家はこういうの身につけろよという。 以下メモ 個々の行動は簡単だが、通しての実行時には無数の摩擦が起こる。 「個人は弱く、はかなく、強欲で、恐がり」だから、戦いの単位は個人ではなく2~3人。 士気はやっぱり大事。 レスポンシビリティという言葉が示すように、責任の語源は「反応」であり、日本での責任は手続きに性格に反応しているという説明がつけば責任は果たしたことになっている。 しかしアカウンタビリティというフランス語の語源の方は、結果をださなければ許されないという意味の責任。 自信、闘志、目的意識、攻撃性はトップダウンで舞台全体に浸透する。同じように指揮官の心の片隅に宿る心配と躊躇も部下全将兵の心に。
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軍事組織と会社組織。まったく目的は違えども人間をまとめる点は同じ。 古今東西の名将の名言を織り交ぜながら、わかりやすく説明された本。経営組織の観点を持って読み進めていたが、政治と軍事のあり方や日本のあり方にまで思いをはせていた。軍事についての基本知識の欠如を思い知らされた。軍事ア...
軍事組織と会社組織。まったく目的は違えども人間をまとめる点は同じ。 古今東西の名将の名言を織り交ぜながら、わかりやすく説明された本。経営組織の観点を持って読み進めていたが、政治と軍事のあり方や日本のあり方にまで思いをはせていた。軍事についての基本知識の欠如を思い知らされた。軍事アレルギーの強すぎる日本にあって現況を憂うばかりである。
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