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霧のむこうのふしぎな町 新装版 の商品レビュー

4.2

108件のお客様レビュー

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私がこよなく愛する児…

私がこよなく愛する児童向け文学。こんな町に行ってみたい!冒険してみたい!と思うこと間違いナシです。子供向けですが、大人が漫画を読むつもりで気軽に読んでも十分楽しめます。

文庫OFF

あの「千と千尋の神隠…

あの「千と千尋の神隠し」に影響を与えたと言われる物語。少女が少しずつ成長してゆくストーリー。ここの「ゆばあば」は案外まともです。

文庫OFF

2025/02/04

千と千尋の神隠しの原作と言われるが、原案を拝借してるだけで全く話としては別だ。 図書館本では今年こういう児童文学を借りていく予定。その皮切りだが、とても面白かった。ファンタジーとしてのワクワクがよく詰め込まれていて想像する夢想する楽しみに溢れている。 思ったてるよりも読み応え...

千と千尋の神隠しの原作と言われるが、原案を拝借してるだけで全く話としては別だ。 図書館本では今年こういう児童文学を借りていく予定。その皮切りだが、とても面白かった。ファンタジーとしてのワクワクがよく詰め込まれていて想像する夢想する楽しみに溢れている。 思ったてるよりも読み応えがあって帰宅後寝るまでの時間に差し込むにはなかなかのものだったが、やや速読気味な速読で読む訓練としても活用していきたいところ。 岩波を借りていこうかと思ったけど講談社にも良作多そうなので拘らず気分で借りていくようにしようかな。

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2025/01/25

だからファンタジーが好き!と思える物語。 少女リナが一人旅をするというだけで、わくわくと緊張がない混ぜになるのに、行き先は霧のむこうのふしぎな町。 最初は心細いリナだけれど、そこに住むへんてこりんだけれど、心根優しい人々との生活は奇想天外、夢いっぱい。 登場人物がみんな魅力...

だからファンタジーが好き!と思える物語。 少女リナが一人旅をするというだけで、わくわくと緊張がない混ぜになるのに、行き先は霧のむこうのふしぎな町。 最初は心細いリナだけれど、そこに住むへんてこりんだけれど、心根優しい人々との生活は奇想天外、夢いっぱい。 登場人物がみんな魅力的で、可愛らしさと優しさにあふれていて、読み終わったあとは心がほっこり満たされる。

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2025/01/08
  • ネタバレ

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小学生に勧められて読みました。 すごく引き込まれて一気読みしました。 霧の向こうの街に行って、周りの人と関わりながら楽しい温かい時間を過ごすのが良かった。

Posted byブクログ

2024/11/24

ぜひ、子どものころに読みたかった。以前、読書会で小学生の少年が紹介してくれたもの。 主人公のリナは、あるきっかけから、不思議な町で働く。ちなみに、この物語は、宮崎駿作品の「千と千尋の神隠し」の構想に影響を与えたらしいが、不思議な町で労働すること以外は、そんなに似ていない。 リ...

ぜひ、子どものころに読みたかった。以前、読書会で小学生の少年が紹介してくれたもの。 主人公のリナは、あるきっかけから、不思議な町で働く。ちなみに、この物語は、宮崎駿作品の「千と千尋の神隠し」の構想に影響を与えたらしいが、不思議な町で労働すること以外は、そんなに似ていない。 リナは仕方なく働き始め、図らずも様々な人物を手助けすることになる。仕事って、誰かに何かしら役立つわけだけれど、リナの場合は、相手の心に届く働き方をしているのが特徴的だ。労働に心をこめ、素直に反応して成長する。 リナが仕事を通して他者と関わり、不思議すぎる出来事に出くわしながらも知恵をめぐらせ、少しずつ課題を解決していく様子がとても楽しかった。 「どんな、ところにいても、一歩ふみだすと、めちゃくちゃ通りにこれるってことよ」(ナータ) 「まあ、自分のいいと思ったことをいっしょうけんめいやりなすったんだから…。こうしようと思っても、なんにもできない人もたくさんいるんでさあ」(ジョン) 「しかたありませんよ。これでもなかったら、この店にはないということですよ。リナさんは、しんけんに、いっしょうけんめいえらんだのだから…。」(シッカ) 大人として、こうありたい。 2015年5月31日読了

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2024/11/12

一度読んでみたかった本。 児童書向けなのでとても読みやすい。リナが大人になっていくのを感じられた。 リナと同じぐらいの年に読んでいたらもっと不思議な気持ちになれただろうか。 こういう不思議な発見ができるのは子どもじゃなきゃできないし、子どもでないと受け入れられないのだろう。 子ど...

一度読んでみたかった本。 児童書向けなのでとても読みやすい。リナが大人になっていくのを感じられた。 リナと同じぐらいの年に読んでいたらもっと不思議な気持ちになれただろうか。 こういう不思議な発見ができるのは子どもじゃなきゃできないし、子どもでないと受け入れられないのだろう。 子どもっていいなぁ。

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2024/11/03

非常に魅力的な本です。 読むほど、世界にのめり込むことが出来、清々しい気持ちで読み終えることが出来ました。 40歳をこえる年齢の今でも楽しめたが、子供の頃にどうしてこういった本を読んで来なかったんだろうと(そもそも本を読まない子供でしたが)少し後悔のような気持ちも生まれる魅力的な...

非常に魅力的な本です。 読むほど、世界にのめり込むことが出来、清々しい気持ちで読み終えることが出来ました。 40歳をこえる年齢の今でも楽しめたが、子供の頃にどうしてこういった本を読んで来なかったんだろうと(そもそも本を読まない子供でしたが)少し後悔のような気持ちも生まれる魅力的な一冊でした。

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2024/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024.9.11 大人もワクワクするファンタジー。 千と千尋のモデルときいて読み始めた。 軽く読めるので疲れてる時におすすめ。 リナが夏休みを不思議な町で過ごし、働いたり主体的に考えたり行動することでたくましくなっていく。 少し不思議なワクワクすることで溢れている街。 でてくる人?たちも不思議で特徴的でどこか優しい。 こんな町に迷い込んでみたいと大人でも思う

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2024/09/09

 小学生のリナが体験する、とある夏の不思議で素敵なファンタジーの世界を描いた一冊です。  この本に初めに出会ったのは、小学校の4年生か5年生の頃だったと思います。当時、ファンタジーと言えば骨太な外国の物語、というイメージがあって、日本人の普通の女の子がとある町を訪ねていくという...

 小学生のリナが体験する、とある夏の不思議で素敵なファンタジーの世界を描いた一冊です。  この本に初めに出会ったのは、小学校の4年生か5年生の頃だったと思います。当時、ファンタジーと言えば骨太な外国の物語、というイメージがあって、日本人の普通の女の子がとある町を訪ねていくというこのお話を、初めはファンタジーとは捉えていませんでした。このお話は読後感と最後の余韻がとても素晴らしく、読み終わった時に、こういうお話も『ファンタジー』なんだ、と噛み締めた覚えがあります。  主人公のリナは、お父さんに渡された傘を持って、夏休みにとある町を訪ねていくことになります。その町のことは、駅員さんもお巡りさんも、他の誰に聞いてもわからないのですが、一人だけ案内してくれた人がいました。ようやくたどり着いたそこは、霧を抜けた先にある小さな町。小さいけれど、そこに住んでいるキャラクターはとても個性豊かです。ピコットばあさんのところに下宿することになったリナは、今まで自分でやってみたことなどなかったことにたくさん遭遇します。一つずつ経験を積み重ねていくうちに時間はどんどん過ぎていって、あっと言う間に帰る日に。出会った人たちが持たせてくれたお土産を胸に来た道を戻っていくリナは、初めにこの町に来たリナよりも一回りも二回りも大きくなったようでした。  小学生の頃の私は、対象年齢のある話があると、その対象年齢では読みたくない、と思うようなちょっとひねくれたところのある子どもでした。小学3・4年対象、5・6年対象など書かれていると、このくらいの年はこういう話を読んでいろってことなんでしょ、と斜に構えてみてしまっていたというか、反発心があったんですね。けれど、この本はひねくれながらも当時に手に取っていてよかったと、大人になった今再読して、改めて思います。  本は、いくつになって読んでもいいものだ、というのも一つの事実ではあるのですが、それでも、『このくらいの年齢のうちに読んでおくべき』という本は確実にある、と思うのです。特に、読んだものや見たものに影響されやすい年齢の子どものうちに、こういうわくわくする物語に出会うことができるのは、幸せなことだと思います。  日常の裏にある、不思議な世界。どうやってか、もしかしたら辿り着けるかもしれない場所。そこにあるかもしれない不思議な出会いと、どこにいこうと自分が大切にしなければいけないこと。誰かと知り合い、気持ちを交わして、成長するということ。  大切なことを教えてくれる、どきどきわくわくとした気持ちを思い出させてくれる、子ども心に帰れる一冊です。  二人目の姪がもう少し大人しく本が読めるようになったら、読ませてみるのもいいかもしれません。

Posted byブクログ