経済学殺人事件 の商品レビュー
殺人事件の方を期待してたから初めの方はちょっと耐えながら読んだ感じ。「早く事件起こらないかな」って思いながら読んだからなんとなく某名探偵の台詞が理解できてしまった...。 経済学の話が重すぎて疲れたけど犯人は予想外だったから謎解き的にも楽しめた。
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ハーバード大学での経済学部教授任用選考会議を巡る連続殺人事件を描いたフィクション小説。経済学の勉強にもなるという触れ込みでしたが少し中途半端で、殺人を犯す理由が限界効用、功利主義<最大多数の最大幸福>などの登場する言葉で説明され、一寸無理がありました。やや理屈っぽいものがありますが、推理小説としてはそこそこ面白く読めました。しかし、あまり経済学の勉強になることは期待できそうにありませんでした。ミルトン・フリードマン教授を思わせる主人公が経済学の書物を読みながら、真犯人が誰であるかを理解する、というエンディングも流石考えたな、という感じですが、やや出来過ぎですね。
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推理小説仕立、所々に経済学の考え方が散りばめられています。様々な分野の学者が登場し、色々な異なった角度から物語が描かれていく、軽いミステリー、といった感じでしょうか。持ち運びに便利な文庫本サイズは通学のお供にグッド!(G山)
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