ユダヤと華僑に学ぶお金持ちになる習慣術 の商品レビュー

和田秀樹(著者)

2013/03/08

以前よく読んでた本は、ユダヤ人の商法をもとにされていることが多かった。
ただ、違和感が生まれ出し、実際どういう心理での商法なのか？と思い本書を手にした。

ユダヤの商法、華僑の商法も『貧乏』に対する恐怖心を物心つく前から、両親に刷り込まれてる。

ユダヤも華僑(マレーシアやシンガポール在中の中国人)で、自分で財産を創り上げなければ生き残れない。(多分私が想像できるレベルより酷いのだろうけど)
必然的に商売がうまくなる、ならなければいけない状況だった。
そしてその切迫が凄く大切なことで、子供の時から、いち早く自立させる。

人をダメにするのは簡単で、与え続ければ本人が勝手に転がり落ちる。
本当に相手を想う言動はこちらだと思う。

2010/01/28

デフレ対策として、相続税100％にする、などの個性的な意見に個人的に賛成したいと思った。お金持ちに有利にできている日本社会の構造上、お金持ちになるしかないという理論も納得のいくものだった。習慣術というより、和田先生の考えを知ること自体が興味深かった。