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ブラック・ハウス(下) の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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「タリスマン」で活躍…

「タリスマン」で活躍したジャックソーヤーの二十年後の物語。フィッシャーマンによって連れ去られた子供たちを助けるため黒い家へと向かう。キングの作品はシリーズと銘打っていなくとも繋がっていることが多いので、発表順に読んだ方がいいです。

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ひっそりと森の奥深く…

ひっそりと森の奥深くで息をひそめてい「黒い家」いろんな人たちに、助けられながら子供たち救出に出る、ジャック。ファンタジーということで、楽しめました。

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森の奥の不気味な黒い…

森の奥の不気味な黒い家に子供たちは囚われているのか。幻影の恐怖が捜査を阻む。元刑事は異界の恐怖に打ち勝つことができるのか。

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ホラーの中でも心温ま…

ホラーの中でも心温まるホラーだと思います!

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森の奥の不気味な黒い…

森の奥の不気味な黒い家に子供たちは囚われているのか。幻影の恐怖が捜査を阻む。元刑事は異界の恐怖に打ち勝つことができるのか。

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2023/03/27

ヘンリー・ライデンがものすごく印象に残っています。特にすごいと思ったのはヘンリー・ライデンが声からフィッシャーマンの正体を突き止めるシーン、そしてフィッシャーマンとの対決シーンです。目が見えないゆえに鋭くなった聴力と嗅覚そして思考力によりシャーロック・ホームズのような推理力をみせ...

ヘンリー・ライデンがものすごく印象に残っています。特にすごいと思ったのはヘンリー・ライデンが声からフィッシャーマンの正体を突き止めるシーン、そしてフィッシャーマンとの対決シーンです。目が見えないゆえに鋭くなった聴力と嗅覚そして思考力によりシャーロック・ホームズのような推理力をみせてくれるところはこれだけですばらしい。登場シーンは主人公ジャックより少ないですが、出てくれば強烈な印象を残してくれました。彼を主人公にした物語をぜひよんでみたい。 ヘンリー・ライデンのKDCU-AMでDJするときの変名はジョージ・ラスバンですが、小説のはじめにその番組で視聴者プレゼントとして出てくるブルワーズの選手リッチー・セクソンのサイン入りバットが終盤で重要なアイテムとなってきます。このようなこまかい仕掛けも面白かった。 タリスマンと同様にジャックの母親リリーの出演した映画が重要な役割をしていきます、その題名は「処刑特急」。ものすごい題名です。その映画の中のセリフが出てくるのですが、これが最高です。「できるだけ大勢打ち倒すのよ。目に物見せてやらなくちゃ」、このセリフから最後の戦いが始まるのです。 スティーヴン・キングとピーター・・ストラウブの影響を受けた小説の題名が出てきます。ディケンズ『荒涼館ブリーク・ハウス』、ポー『大鴉』などです。『ブラック・ハウス』の内容に深く関わっているのでしょう。私は読んだことがなかったので分からなかったですが、読んだことがあればこの小説がさらに理解できたかもしれません。ブローティガンという名前の登場人物もでてきました、その真意はわかりませんでしたが。 人間の心にある闇の部分、人間の弱いところを棲家にしている悪霊が現代アメリカと中間世界をフリップして移動しながら悪事を働くので人間には当然捕まえることはできない。こんな無茶な話もミステリーとしても読める小説に仕上げたのはすごいことだと思いました。

Posted byブクログ

2018/12/25

面白かったなぁ。ラストの方、ダーク・タワーとリンクしてるんだっけ?ダーク・タワーも新潮文庫で積んでいるので、いつか読もう。

Posted byブクログ

2018/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時系列的にはなんとなく、 ダークタワーよりも前なのかしら。 見慣れた名前が出てくるからねぇ。 ついぞ、ブラック・ハウスへと突入します。 そう、誘拐犯たちはとてつもないことを 企んでいたわけです。 ここの点は別シリーズとのつながりが 深いようですので読んでおくと面白いかも? ただ、ここに至るまで面白いけど ちょっと長いわね。 別世界との邂逅のシーンは 興味深いけれどもね…

Posted byブクログ

2010/09/26

全編とは異なり後編はファンタジーホラーといった展開で、世界観もタリスマンやダークタワーに近い。 タイラーの底知れぬ強さとジャックの悲しき運命に感動した。 この物語には、それぞれの因縁が深く関わっている。それはタリスマンであったり自らの生い立ちであったりするのだが、それらの精算...

全編とは異なり後編はファンタジーホラーといった展開で、世界観もタリスマンやダークタワーに近い。 タイラーの底知れぬ強さとジャックの悲しき運命に感動した。 この物語には、それぞれの因縁が深く関わっている。それはタリスマンであったり自らの生い立ちであったりするのだが、それらの精算が登場人物達のテーマであると言えるだろう。 そうした因縁は全て"カ"(運命)によるものであり、ダークタワーの崩壊がもたらす"ずれ"に起因する。 ダークタワーシリーズを読み切っていない自分としてはもどかしいばかり。早く読みたい!

Posted byブクログ

2011/09/09

後半の怒濤の展開、そしてアッと驚くラスト。久しぶりのファンタジー、堪能しました。”ハリウッド”はまた別の作品でも登場しているのでしょうか。

Posted byブクログ