ポケットの中の野生 の商品レビュー
レヴィ・ストロースの著作は読んだことがないですが、最近気になっていて、たまたま手にしたこの本が繋がっていて驚きました。 この本自体は、難しくて何を言っているのか、わからないところが多かったです。 1章『インベーダーゲーム革命』、6章『ゲームの世界の贈与論』はおもしろかったです。
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ポケモン論、ゲーム論であり、文明論。 レヴィ=ストロースやモースの言葉を援用してポケモンの世界に切り込んだ意欲作です。面白く、含蓄に富んでいます。何度も読み返したい本です。 (ポケモンのゲームが登場したころ書かれたものです)
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言わんとしてる事は何となく伝わるんですけど、なんでこんなに文体が難しいんだろう。難しい話をやさしく書くのがプロってもんだろうに。
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物語ばかり読む私にはちょっと難しかったけど…、なるほど面白い!ゲームが子どもに与えるものは軽くはない。
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子どもたちがポケモンを受け入れる秘密は、文化人類学でいう「野生の思考」と「贈与の霊」にある、というなんとも画期的なことを述べている本。はじめは専門用語が多くて戸惑うが、そのうちにすとん、と理解できてくる。すると、なるほどな、と思う。非常に面白かった。ポケモンが、やりたくなってきた...
子どもたちがポケモンを受け入れる秘密は、文化人類学でいう「野生の思考」と「贈与の霊」にある、というなんとも画期的なことを述べている本。はじめは専門用語が多くて戸惑うが、そのうちにすとん、と理解できてくる。すると、なるほどな、と思う。非常に面白かった。ポケモンが、やりたくなってきた。
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2009/12/25 購入 2010/01/08 読了 ★★★★ 2014/01/34 読了 ★★★★
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田尻智さんが根幹的なコンセプトとして取り上げたものが、ヒトにとってどれほど普遍的なものであるか。ポケモンというゲームのこれほど人を引き付ける理由を、フロイトやレヴィ=ストロースなどの理論を用いつつ分析。たとえば手でカブトムシを捕まえる。つやつやした質や動きに見惚れる。そこから観察...
田尻智さんが根幹的なコンセプトとして取り上げたものが、ヒトにとってどれほど普遍的なものであるか。ポケモンというゲームのこれほど人を引き付ける理由を、フロイトやレヴィ=ストロースなどの理論を用いつつ分析。たとえば手でカブトムシを捕まえる。つやつやした質や動きに見惚れる。そこから観察する、スケッチを描く、図鑑で調べてみる、標本を作る。感覚的に訴えてくる自然に浸りつつも、人間特有の知的好奇心を振りかざす。思考することを止めない。対象Aを統御するとはそういう事。ポケモン大好きなキッズ共は、これで理論武装してお父さんお母さんと戦いましょう。浪人生も戦いたいです。ダメですか。ダメですね。ふぎぎ。
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●今大学生・高校生の男子ならかなりの人が夢中になったであろうゲームボーイソフト『ポケットモンスター』 あの爆発的人気はどうして起こったのか。なにが子ども達の心をとらえたのか。そのヒミツを宗教学であり哲学者でもある中沢新一氏がレビィ=ストロースの『野生の思考』をヒントに独自に読み解...
●今大学生・高校生の男子ならかなりの人が夢中になったであろうゲームボーイソフト『ポケットモンスター』 あの爆発的人気はどうして起こったのか。なにが子ども達の心をとらえたのか。そのヒミツを宗教学であり哲学者でもある中沢新一氏がレビィ=ストロースの『野生の思考』をヒントに独自に読み解いた一冊。ページも160足らずで読みやすい。ポケモンをやったことある方もない方も必読の一冊!
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なんでポケモンが売れてるかなんてこっちには関係ないんだけど、大人になると理論付けしたくなっちゃうのかもしれないね。市場調査してないんでしょ、ポケモンって。凄いよね。
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