経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ の商品レビュー
これぞまさしく、経済がわからないまま大人になってしまった人が読む本です。さすが池上彰先生ですね。サブプライムローン、デフレ、インフレや年金、税金について深くは書かれていませんが、初心者にもわかりやすく書かれています。すらすら頭に入ってくるので読んでて面白かったです。
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この本を読み終わると、 「自分は国民の一員で、お金を回すことに関係しているんだ!」 と実感出来ます。 経済の事がとても分かりやすく書いてあります。 挿絵もあって、理解がしやすいです。 また、文章は池上さんの口調で、個人的にはそれも読みやすかったです。 基本的なことをちゃんと教...
この本を読み終わると、 「自分は国民の一員で、お金を回すことに関係しているんだ!」 と実感出来ます。 経済の事がとても分かりやすく書いてあります。 挿絵もあって、理解がしやすいです。 また、文章は池上さんの口調で、個人的にはそれも読みやすかったです。 基本的なことをちゃんと教えてくれるので、 経済のことをほとんど知らない人は読んでみるべきだと思います。 ただ、本当に基本的なことが書いてあるので、 基本を知っている人には不必要かと思います。
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既に知っている言葉が多かったが、一部知らなかったり、背景を説明できないものがあったので確認の意味で勉強になった ■読書メモ ・マザーズ 新しく誕生したばかりで伸びざかりの会社の会社の株を売買出来る市場 過去の実績がない会社でも株式市場で株を売買できるようにしようと設けられ...
既に知っている言葉が多かったが、一部知らなかったり、背景を説明できないものがあったので確認の意味で勉強になった ■読書メモ ・マザーズ 新しく誕生したばかりで伸びざかりの会社の会社の株を売買出来る市場 過去の実績がない会社でも株式市場で株を売買できるようにしようと設けられた ・ジャスダック 建物はなく、客が証券会社の窓口で申し込んだ売買注文による取引をコンピュータ上で成立させるもの ・日経平均株価 日本を代表すると考えられる225社の企業の株価を元に算出 ・自己資本比率 銀行が資産(預金者の預金)に対して、どれくらいの比率の自己資本(自分で持っているお金)を持っているかというもの。 8%を超えていればその銀行は健全な経営状態といいえる。(海外での仕事をしても大丈夫) 国内だけであれば4%くらいを求められる ・なぜ日本は不景気になったのか? 銀行が本来の業務(将来有望な企業を見極め融資する)を怠り、担保の産むのみで判断したことが一つの大きな要因。 ・公的資金投入 国が銀行に株を発行させて、その下部を買い取ること。それにより、銀行は自己資本比率を向上させ、一般企業に金を課すゆとりが生まれる。 ・貸し倒れ引当金 銀行がある企業に対して貸しているお金が回収不能になることを見越して、あらかじめその分を自己資本から引き落としてしまう方法。 ・税金天引きのシステム 会社が代わりに税金を計算して納めてくれるシステムは、第二次世界大戦中に戦争の資金を効率的に集めようとして取り入れられたもの。
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一番よくないのは、もやもやした気持ちを抱えながらも、なんとなく毎日をやり過ごしてしまうこと。少々苦しくとも、とことん自分の気持ちと向き合う機会を持つこと。
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以前読んだ池上彰の「会社のことよくわからないまま社会人になった人へ」に続く“よくわからないまま”シリーズです。 「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」という6つの項目から構成されており、それぞれ簡潔に分かりやすく説明されています。 知っていること...
以前読んだ池上彰の「会社のことよくわからないまま社会人になった人へ」に続く“よくわからないまま”シリーズです。 「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」という6つの項目から構成されており、それぞれ簡潔に分かりやすく説明されています。 知っていることばかりでしたが、分かっている“つもり”だった事にも気づかされました。 社会人になる前に、最低限の知識を確認すると言う意味で非常に有益な本でした。
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さすが、池上彰。とてもわかりやすい本です。 「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」という通常一般市民が行っている行動を経済的な観点から説明して理解がしやすかった。 特に買い物は経済における投票行動であることは新鮮だった。その他、合成の誤謬、ペイオフ、貸し渋り、貸しはがしなども丁寧な説明でした。 リーマンショックの原因も良くわかりました。 このシリーズはまた読みたい。
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経済について、「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」の6つの観点からわかりやすく述べられている。 サブプライムローンのこと以外自分にとって新しい話は見受けられなかったけど、全体を通して「日常でのこんな行動がこう経済に関係している」意識を伝えようとして...
経済について、「買う」「投資する」「借りる」「世の中をつかむ」「備える」「納める」の6つの観点からわかりやすく述べられている。 サブプライムローンのこと以外自分にとって新しい話は見受けられなかったけど、全体を通して「日常でのこんな行動がこう経済に関係している」意識を伝えようとしているのが感じられた。 教科書的な勉強だと概念の話が多くなるので、普段の行動がどのように社会的に関係しているのかをわかりやすくつかめる良書だと思う。
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(執筆中) ・なぜお金の勉強が重要なのか? ・「世の中のため」と心から思えるようになるには? ・サブプライムローン問題の説明に矛盾がある。住宅ローン会社=返済滞っても担保である住宅を取り上げれば元は取れる。なのに、返済が滞るリスクを手放すために債権を投資銀行に売る、とは?? ──────────────────────── ・インフレ=「値段が上がる前に買ってしまおう」と人々が買い物に走ることで、さらに物価が上がる状態 ・証券取引所=証券会社が個人に代わって株の取引きを行う場所 ・ファンド=投資信託=投信=個人のお金を預かったプロ(ファンド・マネージャー)が、株や債券に分散投資をしリターンを目指すという金融商品。 ・金融商品=金融機関が提供する商品。預金、投信、株、社債(会社の借金)、保険など。 http://www.kyj-kyj.info/%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%95%86%E5%93%81.htm ・ETF(上場投資信託)=日経平均株価やTOPIXを構成する銘柄の株を多く組み込んだファンド。株価指数に応じて価格が変動。販売手数料が安い、低リスクの割に価格変動が大きい、日経平均やTOPIXの値動きをチェックするだけでよいなどの特徴。 ・レバレッジをかける=少ない資金で、その何倍、何十倍の額の取引きをすること。 ・ノンバンク=消費者金融のように、お金を貸すだけの金融機関。 ・消費者金融=消費者に直接融資する(お金を貸す)金融機関。無担保での融資が銀行との違い。 ・サブプライムローン問題の発端: 背景…アメリカで住宅価格が右肩上がり。住宅ローンの貸し手(住宅ローン会社)は、返済が止まっても、担保の住宅と土地を取り上げて競売にかければ多少儲かるくらいだと仮定。借り手も、担保を取られたらそれで終わり。日本と違い、担保を取られた後で住宅ローンを返済し続ける必要はない 住宅ローン会社→債権を投資銀行に売りつける 投資銀行→リスクを手放すために、債権をパッケージ商品にして世界中の金融機関に売る(ローリスクに見せるため、ごく普通の住宅ローンや社債など、いろいろなものをごちゃ混ぜにして売る)。 世界中の金融機関→このパッケージ商品のリスクは低いと格付け会社がトリプルA(最高の安全度)を与える&保険会社が元本保証(元手となるお金が減らない保証)をして安心度がアップしたため、こぞって買う ⇒2007年はじめに返済できない人が続出、住宅バブル崩壊 ・サブプライムローン問題から食糧価格の暴騰まで 世界中の銀行→「どの銀行がサブプライムローンで大損するかわからない」と、銀行同士での融資が停止 ヘッジファンド(リスクを避けながら他人の資金を増やす金融商品)→返金に備えて日本の株を大量に売却 ⇒日本の株式市場で株価暴落。米と併せて、日米は投資先として適当ではない、と見なされる ⇒投資資金が原油の先物市場(将来石油を買う権利を売り買いする市場)に向かう ⇒中東情勢と併せて原油価格の暴騰 ⇒穀物価格の暴騰(代替エネルギーとして期待されるバイオエタノールの源となるトウモロコシの価格暴騰⇒多くの農家がトウモロコシに転作⇒供給が減った他の穀物の価格も暴騰) ⇒あらゆる食糧価格の暴騰
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購入することが、経済活動を担っている、且つ、その販売会社へ1票を投ずることになる。というのが、新鮮でした。確かに、気に入った商品を販売する会社に長く存在して欲しいですし、その商品が安くなれば、それはそれで嬉しいものです。また、自分のお金が有効に使われているのか。と言う部分にも感銘を受けました。税引き後の給料ばかり眺めていても解らないですよね。税金を納めているのですから、その使途にもっと関心を持たないと、日本が益々ダメになってしまう。カードの買い物が借金!という所も、中々センセーショナル。言われてみればそのとおりですが、、、 解ったつもりでいずに、読んでみると中々面白いです。
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思ってたより初歩的な内容だった・・・小学生レベル。どんな社会人でも、もう少し深い内容でないと緩過ぎるかなー。でも所々理解を深められるところもあった。
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