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落ちこぼれ の商品レビュー

4.5

18件のお客様レビュー

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2023/11/30

わかりやすく時にドキッくる詩集 ふだん詩集読まないけど、とっつきやすかった 戦争を感じる部分もあるからこその、言葉の重みも感じた ええとは本当にその通りだと思う 縹色って言葉は知ってたけど、縹色や納戸いろが想像と全然違う色でびっくり 去年屋って面白い 上の世代の、今私の年上であ...

わかりやすく時にドキッくる詩集 ふだん詩集読まないけど、とっつきやすかった 戦争を感じる部分もあるからこその、言葉の重みも感じた ええとは本当にその通りだと思う 縹色って言葉は知ってたけど、縹色や納戸いろが想像と全然違う色でびっくり 去年屋って面白い 上の世代の、今私の年上であろう人の若者の無知の話は不思議な感じだ 薬局へサユを買いにきた若い母親を見て、白湯もまた遠ざかりゆく日本語なのか……と今も普通に使われる言葉について触れられているのは面白い 知命、時代おくれはドキッとした 久しぶりに全然知らない言葉がたくさん出てきて楽しい 廃屋たしかに、だから家事ってめんどくさいのか

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2023/08/31

凄く良かったです。綺麗な言葉選びやハッとさせられる刺さる詞。戦時と言う時代背景に照らし合わせて読むと面白いです。特に心に響く詩の作品は自分の感受性くらいと言う作品でした。人が心豊かに生きるのも自分の心を枯らしてしまうのも自分次第なのかもしれない。しっかりしないとと感じさせられまし...

凄く良かったです。綺麗な言葉選びやハッとさせられる刺さる詞。戦時と言う時代背景に照らし合わせて読むと面白いです。特に心に響く詩の作品は自分の感受性くらいと言う作品でした。人が心豊かに生きるのも自分の心を枯らしてしまうのも自分次第なのかもしれない。しっかりしないとと感じさせられました。

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2018/09/02

おはなしの散歩道~9月~ 落ちこぼれ を紹介 ”落ちこぼれ   和菓子の名につけたいようなやさしさ” に惹かれた。  読み進めると茨木のり子らしい毒が爽快に効いていて さらに気持に合ったのでこの詩に決定。 ※図書館借用本※ 手元に置きたいから買おうかな・・・・

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2014/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・女の子のマーチ ・もっと強く ・色の名 ・落ちこぼれ ・私のカメラ ・自分の感受性くらい

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2014/04/25

茨木のり子の詩は、わかりやすく、読みやすく、自分たちに届きやすい。だけれども、凡庸ではなく、詩としての完成度が高い気がする。昔から知っていたが、自分の感受性くらい、は好きだ。

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2014/01/26

茨木のり子の詩集を、 何冊か読んだ。 代表作が、 当然だけれど、 重複してきているので、 作品集はこれで一応、〆。

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2012/06/09

内定が出たら買うと決めていた一冊第一弾。 「落ちこぼれ 結果ではなく 落ちこぼれ 華々しい意志であれ」 はたこうしろうさんの挿絵と、茨木のり子のしたたかな筆致がなんとも言えずいい。 一生手元に置いていたい。

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2011/04/16

この詩集を手に取ったわけではないのだが、「はじめての町」という詩をあるムック本でたまたま目にし、なぜだか、思わず声に出して読んでしまった。 私はこの詩を読み、東北地方の「ささやかな町たち」のことを瞬時に思った。行ったことのない町ではあるけれど、というか、連日テレビを通して目にする...

この詩集を手に取ったわけではないのだが、「はじめての町」という詩をあるムック本でたまたま目にし、なぜだか、思わず声に出して読んでしまった。 私はこの詩を読み、東北地方の「ささやかな町たち」のことを瞬時に思った。行ったことのない町ではあるけれど、というか、連日テレビを通して目にする瓦礫となってしまった町が初動体験であるのだけれど、あの地震以前に、その町々に広がっていた(だろう)風景はきっと、この詩に織り込まれているような「ささやかな町たち」の姿をしていたのだと思うと、自分の「肉体」を通した「声」でそれを感じ取ってみたくなったのだ、と思う。 日本のささやかな町たち、その一部を襲っている困難に、私は少なからぬダメージを受けた。そして、ダメージを受けたからこそ、私の一部として、その町々のことを考えたいと思った。茨木さんのような、慈しみの目線で以て。

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2011/09/28

選りすぐりの詩集。中身の濃い詩集。そして、なんとなく前向きにしてくれる。この選詩集を編んだ著者と茨木のり子さんの対話も載っていて、茨きのり子さんがどんな方なのか少し分かる所も良い。茨木のり子さんの詩集を読んでいると、言葉というのは思った以上に力があるのだなと。ぱさぱさに乾いてゆく...

選りすぐりの詩集。中身の濃い詩集。そして、なんとなく前向きにしてくれる。この選詩集を編んだ著者と茨木のり子さんの対話も載っていて、茨きのり子さんがどんな方なのか少し分かる所も良い。茨木のり子さんの詩集を読んでいると、言葉というのは思った以上に力があるのだなと。ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて で始まる「自分の感受性くらい」はこの冒頭で詩の世界に入る。これは私の事だと。最後まで読んで、しっかり叱られました。また、手元に残しておきたい本が出来たなぁ。

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2010/01/09

優しく包み込んでくれるような言葉の数々です。 読めば読むほど、おもしろ味が出てくるのでおススメです。

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