概説 日本の公共政策 の商品レビュー
公共政策の本というよりは、既存の行政学の教科書を政策プロセス順に並べて整理したという意味合いが強い本です。そのため、公共政策論の進展に伴う議論などはあまり入っておらず、内容としてはいまいち。 その点で言えば、秋吉貴雄先生・伊藤修一郎先生・北山俊哉先生『公共政策学の基礎』有斐閣ブッ...
公共政策の本というよりは、既存の行政学の教科書を政策プロセス順に並べて整理したという意味合いが強い本です。そのため、公共政策論の進展に伴う議論などはあまり入っておらず、内容としてはいまいち。 その点で言えば、秋吉貴雄先生・伊藤修一郎先生・北山俊哉先生『公共政策学の基礎』有斐閣ブックス、2010年。のほうが圧倒的に参考になります。 ただ、「6章 政策の開発とイノベーション」の章は新しい政策開発に向けた視点が記載されており、それなりには参考になるかもしれません。
Posted by
『概説 日本の公共政策』(新藤宗幸、2004年、東京大学出版会) 大学院のゼミで使用した教科書。「公共政策」についての入門書といえそうです。データや用例はちょっと古いですが、政策立案改定、政府間の調整、政策評価、政策のイノベーションまで、はばひろい論点を網羅した書となっています...
『概説 日本の公共政策』(新藤宗幸、2004年、東京大学出版会) 大学院のゼミで使用した教科書。「公共政策」についての入門書といえそうです。データや用例はちょっと古いですが、政策立案改定、政府間の調整、政策評価、政策のイノベーションまで、はばひろい論点を網羅した書となっています。 (2010年6月24日 大学院生)
Posted by
- 1