東大教師が新入生にすすめる本 の商品レビュー
20180218 2003年まで。多少古さを感じるが古典がずらりと並んでいる。色褪せない価値は古典を乱読することで、自分の中にレファレンスを貯めていきたい。 自分のブックレファレンスの強化 積読本を増やす まだ知らない分野、学問の導入
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東大の先生が薦める本はさすがにすごいなあ。知らない本ばかり。全ては無理だから気になる数冊はチャレンジしたい。 特に『カラマーゾフの兄弟』は複数の先生が推薦。読んでみるかな。
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「東大教師」であるかどうかはどうでもいいのだが、基本的に大学の先生が新入生にどんな本を紹介しているのか興味があって購入したのだと思う。 この中で紹介されている本を見て、自分の読書傾向が奈辺にあるのかを再確認することができたように思う。また、何冊かは読んでみたいと思う書物もあった。
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多くは、最高学府に入ってきた新入生にすすめる本ではありません。 何人かの先生は、自分の人生の分岐点となった本、もしくは影響を受けた本を紹介してはいるものの、多くの先生は自分の本棚をのぞき込み、これを選ぼうという適当なやっつけ仕事の域を出ていません。 唯一、北川東子(さきこ)先生の...
多くは、最高学府に入ってきた新入生にすすめる本ではありません。 何人かの先生は、自分の人生の分岐点となった本、もしくは影響を受けた本を紹介してはいるものの、多くの先生は自分の本棚をのぞき込み、これを選ぼうという適当なやっつけ仕事の域を出ていません。 唯一、北川東子(さきこ)先生の文章は、紹介された本は別にして、感心しました。 乾いたスポンジのように、これから「知」を吸収しようとする学生に、真剣に向き合ってるようには思えません。 例えば、「無人島に一冊持っていく本」という設問ならもしかして、もう少しまともな書物が出てきたのかな? とはいえ、私がこれから読んでみようと思った本は、かれこれ10冊くらいは出てきましたが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平成16年刊行。 東京大学の教員が新入生、すなわち、大学初年度生に対して、お勧めの書籍をレビュー付きで開陳する書。自身の専門領域の必読書を挙げる人もいれば、自身が学生時代に影響を受けた書を列挙する人もいるので、このあたりの一貫性の無さもまた楽しい。 実際、文理混合の「教養」という切り口で、かつ質・量とも備わったブックレビューにおいて、本書以上のは少ないだろう。それほど有益な一書である。 ところで、大学の先生方、講義に使う参考文献は広く公表出来ませんでしょうか?。文科系的な発想ではありますが、間違いなく、一般に役に立つに違いないと思いますが…。
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◆東京大学出版会の月刊広報誌 "UP" の同名のコーナーから、1994年から2003年分を採録したという本です。そのコンセプトは書名のとおり、難関をくぐりぬけ入学を果たしたばかりの気鋭の新入生たちに、研究者でありかつては学生でもあった教員が本を紹介するというも...
◆東京大学出版会の月刊広報誌 "UP" の同名のコーナーから、1994年から2003年分を採録したという本です。そのコンセプトは書名のとおり、難関をくぐりぬけ入学を果たしたばかりの気鋭の新入生たちに、研究者でありかつては学生でもあった教員が本を紹介するというものです。◆紹介するにあたって、コンセプトは3点。すなわち、(1) 印象に残っている本、(2) 研究者の立場からすすめる本、(3) 東大出版会の本、です。 ◆紹介されている本は諸分野の学術書はもちろんのこと、小説や詩といったものまでさまざまですし、紹介の仕方もさまざまです。思い出を交えて一冊ずつ丁寧に紹介する方もいれば、ぱぱっと手短に済ませる方もいますし、一年生のうちは気負うことはないという方もいれば、翻訳書などに頼らず原典にじかにぶつかってみよという方もいらっしゃる。この本は情報源として読む本で、「読む」ための本ではないと思いますが、このあたりにも人となりがみえてくるようで面白くはあります。 ◆学生にとっては本の選定をしてくれる本としておすすめできます(もちろん、自分で選定することも大切なのですが)。たとえば「この本は1年生には早いから、4年生になってから読めばいい」というような紹介の仕方ができるのは、その分野に精通した選者ならではでしょう。 ◆それ以外の人にとっても、あまり縁のない学術的な内容に踏み込んだ本や有名ではない本の魅力を雄弁に語っているこの本は刺激になりそうです。
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「人間として生まれたからには知らずして死ねない本」というものがいったいどれぐらいあるのかわからないが、生きれば生きるほど本は出版され続けるわけで、出版のスピードに読むスピードが勝てるわけもなく、結局殆ど何も知らずに死ぬんだろうか?という焦りと諦観を感じ、時間の重要性を再認識させら...
「人間として生まれたからには知らずして死ねない本」というものがいったいどれぐらいあるのかわからないが、生きれば生きるほど本は出版され続けるわけで、出版のスピードに読むスピードが勝てるわけもなく、結局殆ど何も知らずに死ぬんだろうか?という焦りと諦観を感じ、時間の重要性を再認識させられる。
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図書館で借りてきて、ざっと一通り読みました。今はまだ、読まなきゃ!と思ってるほんがたくさんあるので手につきませんが、いずれこの本を買って、いろいろ参考にさせて頂くかと思います。
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時間ができて、そうだ本を読もう、と思い立ち、はじめに手に取った本。大学に入学したら読みたいと思ってすっかり忘れていた名作がいくつも紹介されていて、嬉しくなった。ランキングのように、ある程度恣意的に編集されているのではなく、それぞれの教授の紹介を「生で聴く」ことができるのが素晴らし...
時間ができて、そうだ本を読もう、と思い立ち、はじめに手に取った本。大学に入学したら読みたいと思ってすっかり忘れていた名作がいくつも紹介されていて、嬉しくなった。ランキングのように、ある程度恣意的に編集されているのではなく、それぞれの教授の紹介を「生で聴く」ことができるのが素晴らしい。しばらくは、この本に紹介されている本を読み耽ることになりそうだ。
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ブックガイドとして面白い一方で、90年代、ゼロ年代の東大教授が、時事と学問をどう絡めて考えていたかを知る本としても読める。ここに載っている本をどれだけ読んでから死ねるだろうか。
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